【AviUtl】美少女を富江にする!!
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
AviUtlの「ディスプレイスメントマップ」エフェクトを使えば、
静止画の美少女の顔を「富江」みたいにする事が出来ます。
※ 「富江」というのは、
伊藤潤二先生のホラー漫画「富江」の主人公で、
顔が二つになったり、
肉片にしても甦えったりする ぶっとんだ美少女です(^ ^)
是非、読んでみて下さい!!
ディスプレイスメントマップの追加と設定
顔を富江みたいにするには、
まず、美少女の画像ファイルを拡張編集画面にドラッグ&ドロップして読み込み、
読み込んだ画像ファイルのオブジェクトに「ディスプレイスメントマップ」エフェクトを追加します。
※ 「ディスプレイスメントマップ」エフェクトの使い方は、
下のページから参照してください。
「ディスプレイスメントマップ」エフェクトを追加したら、
「マップの種類」を「四角形」に設定して、
「変形方法」は「移動変形」のままにします。
次に、「変形Y」の値を「30」くらいに設定します。
そうすると、変形範囲を表す四角形の位置が、
「変形Y」の値で設定し「30px」ぶん上に移動して、
変形範囲を表す四角形が確認できるようになります。
この状態で「ディスプレイスメントマップ」の「X」・「Y」・「サイズ」の値を調節すると、
変形範囲を表す四角形の位置が移動したり、
拡大縮小したりするのが確認できるので、
変形範囲を表す四角形の位置が
顔の少し右上に来るように「X」と「Y」を調節して、
顔の大きさと同じくらいになるように「サイズ」の値を調節します。
※ 少し位置が微妙だったので、
「X」の値を微調節して位置を微調整します。
変形範囲を表す四角形の位置と大きさを調節したら、
「変形X」の値をマイナス方向へ大きくして、
変形範囲の四角形の中に顔が半分くらい現れている状態にします。
そして、「ぼかし」の値を大きくしていきます。
そうすると、このように、
顔が繋がっているような状態になります。
あとは、「変形X」「変形Y」「X」「Y」「サイズ」「ぼかし」の値を微調節していけば、
美少女の顔が富江のような顔になります。
腕の部分が変形しているのをマスクで隠す
ただ、今のままだと、
腕の部分まで変形している状態になっているので、
「マスク」エフェクトを使って、
腕の部分が変形していないような見た目にしていきます。
※ 「マスク」エフェクトの使い方は、
下のページから参照してください。
「マスク」エフェクトを使って、
腕の部分が変形していないような見た目にするには、
まず、美少女の画像オブジェクトをコピーして、
下のレイヤーにペーストします。
次に、上のレイヤーの画像オブジェクトの「ディスプレイスメントマップ」エフェクトを「OFF」にした後、
下のレイヤーに貼り付けた画像オブジェクトに「マスク」エフェクトを追加します。
そうすると、下のレイヤーの画像オブジェクトの
「マスク」エフェクトで表示している範囲の箇所だけが、
上のレイヤーの画像オブジェクトに重なる状態になるので、
「マスク」エフェクトで表示する範囲の箇所を、
富江みたいになっている顔の範囲に合わせていきます。
※ 「マスク」エフェクトで表示する範囲と、
富江みたいにしている顔の範囲に合わせる際には、
上のレイヤーの画像オブジェクトを いったん非表示にしておくと範囲が把握しやすくなりますので、
上のレイヤーを「OFF」の状態にしておきます。
それでは、まず、「マスク」エフェクトの「マスクの種類」を「円」に設定します。
次に、「X」と「Y」を調節して、
富江みたいにしている顔の位置に合わせつつ、
「サイズ」「縦横比」「回転」を調節して、
顔の大きさに合わせていきます。
※ 少し位置と角度が微妙だったので、
「X」「Y」「回転」の値を微調節して位置を微調整します。
あとは、上のレイヤーを「ON」に戻して、
2つの画像が重なった状態を見ながら、
「X」「Y」「サイズ」「縦横比」「回転」「ぼかし」の値の微調節を行えば、
腕の部分は変形せずに、
顔の部分だけが富江みたいになっている状態になります。
それでは以上で、”AviUtlの「ディスプレイスメントマップ」エフェクトで美少女の顔を富江にする”の解説は終了となります。
お疲れ様でした！！ m(^ ^)m