【AviUtl】音に合わせて花火 の 使い方 (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。

「音に合わせて花火」は、オーディオファイルの音に反応して、
自動的に花火を打ち上げてくれるスクリプトです。
再生してみると、
オーディオファイルの音に合わせて、
自動的に花火がランダムで打ち上がる映像になります。
花火が発生しない時の対処法

再生してみても花火が表示されないという場合には、
音声オブジェクトの音量が小さい可能性があります。
「音に合わせて花火」は、音声オブジェクトの音に反応して、
花火の映像をランダムに打ち上げる仕組みになっているため、
音声オブジェクトの音量が小さいと、
花火が打ち上げられません。
※ また、「音に合わせて花火」は、
カスタムオブジェクトを挿入しているレイヤーによって、
発生する花火の位置がランダムに変化しますので、
その点にも注意してください。
「音に合わせて花火」は、カスタムオブジェクトの先頭から再生したり、
シークバーを移動させたりしないと、花火が発生しませんので
その点にも注意してください。
個数 (花火の総数)
「個数」の値が大きいほど、
花火の総数が多くなり、
「個数」の値が小さいほど、
花火の総数が少なくなります。

音声オブジェクトの音量が小さい場合には、
花火の発生数が少なくなってしまうので、
「個数」の値を調節して、花火の総数を変化させても、
花火の総数の変化がほとんど感じられません。
※ ですので、「個数」の値を調節しても、
花火の総数の変化 が見られない場合には、
音声オブジェクトの「音量」項目の値を大きくするか、
「音に合わせて花火」の「Buf補正」という項目の値を小さくして、
花火が多く発生するようにした状態で「個数」の値を調節してみて下さい。
Buf補正 (発生する花火の増減)
「Buf補正」の値を大きくするほど、
取得値が下がるため、
花火の数が減ります。
「Buf補正」の値を小さくするほど、
取得値が上がるため、
花火の数が増えます。
速度 (花火の広がる速さ)
「速度」の値を大きくするほど、
花火が広がる速度が速くなります。
「速度」の値を小さくするほど、
花火が広がる速度が遅くなります。
個別数 (花火の火花の数)
「個別数」の値を大きくするほど、
1つの花火を作っている図形の総数が増えて、
火花の数が多い花火の映像になり、
「個別数」の値を小さくするほど、
1つの花火を作っている図形の総数が減って、
火花の数が少ない花火の映像になります。
重力
「重力」という項目にチェックを入れると、
花火が重力によってほんの少し下に落ちていく映像になります。
設定ボタン
基準値
「基準値」という項目では、
花火が発生する音量の基準値が設定できます。

※ 「Buf補正」項目と「基準値」項目は関連しあっていて、
「Buf補正」で設定した取得値が、
「基準値」の値を超えると花火が発生する仕組みになっています。
継続時間
「継続時間」という項目では、
花火が発生してから消えるまでの継続時間が設定できます。
フェードアウト
図形選択
「図形選択」という項目では、
花火を形作っている図形の種類が選択できます。
サイズ
「サイズ」という項目では、
花火を形作っている図形の大きさが設定できます。
線幅
「線幅」という項目では、
花火を形作っている図形の線の幅が設定できます。

ある程度、図形が大きくないと、
「線幅」の値による変化が感じられないので、
「線幅」を設定する際には、
「サイズ」の値を大きくしましょう。
Seed
「Seed」という項目は、
花火が発生するランダム値を設定する項目で、
重力値
「重力値」という項目では、
重力の強さが設定できます。

※ 「重力値」項目は、
「重力」のチェック項目にチェックが入っている時にのみ有効となります。
ランダム角度
色Min
「色Min」(Min=Minimumの略)という項目では、
花火の色におけるRGB値の最小値が設定できます。
色Max
「色Max」という項目では、
花火の色におけるRGB値の最大値が設定できます。
幅係数
「幅係数」という項目では、
花火が発生する範囲の横幅が設定できます。
高さ係数
「高さ係数」という項目では、
花火が発生する範囲の縦幅が設定できます。
ランダム個数

それでは以上で、”「音に合わせて花火」の使い方”の解説は終了となります。
お疲れさまでした!! m(^ ^)m