【AviUtl】音に合わせて花火 の 使い方

【AviUtl】音に合わせて花火 の 使い方     (テキストと画像での解説)

※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。

「音に合わせて花火」は、オーディオファイルの音に反応して、
自動的に花火を打ち上げてくれるスクリプトです。

拡張編集画面にオーディオファイルをドラッグ&ドロップ

ですので、「AviUtl」を起動したら、
オーディオファイルをドラッグ&ドロップで挿入しましょう。

拡張編集画面にカスタムオブジェクトを挿入する
カスタムオブジェクトの種類を「音に合わせて花火」に設定

オーディオファイルを挿入したら、
タイムライン上にカスタムオブジェクトを挿入して、

カスタムオブジェクトのプルダウンメニューで「音に合わせて花火」を選択しましょう。

再生してみると、
オーディオファイルの音に合わせて、
自動的に花火がランダムで打ち上がる映像になります。

花火が発生しない時の対処法

再生してみても花火が表示されないという場合には、
音声オブジェクトの音量が小さい可能性があります。

「音に合わせて花火」は、音声オブジェクトの音に反応して、
花火の映像をランダムに打ち上げる仕組みになっているため、
音声オブジェクトの音量が小さいと、
花火が打ち上げられません。

オーディオファイルの音量を大きくする

ですので、花火が打ち上げられないという場合には、

音声オブジェクトの「音量」項目の値を「200」くらいに設定してみて下さい。

※ また、「音に合わせて花火」は、
カスタムオブジェクトを挿入しているレイヤーによって、

発生する花火の位置がランダムに変化しますので、
その点にも注意してください。

「音に合わせて花火」は、カスタムオブジェクトの先頭から再生したり、
シークバーを移動させたりしないと、花火が発生しませんので
その点にも注意してください。

個数 (花火の総数)

「個数」項目では花火の総数が設定できる

「個数」という項目では、
花火の総数を調節する事が出来ます。

「個数」の値が大きいほど、
花火の総数が多くなり、

「個数」の値が小さいほど、
花火の総数が少なくなります。

音声オブジェクトの音量が小さい場合には、
花火の発生数が少なくなってしまうので、

「個数」の値を調節して、花火の総数を変化させても、
花火の総数の変化がほとんど感じられません。

「Buf補正」の値を小さくしてみる

※ ですので、「個数」の値を調節しても、
花火の総数の変化 が見られない場合には、

音声オブジェクトの「音量」項目の値を大きくするか、

「音に合わせて花火」の「Buf補正」という項目の値を小さくして、

花火が多く発生するようにした状態で「個数」の値を調節してみて下さい。

Buf補正 (発生する花火の増減)

「Buf補正」では花火の数が調節できる

「Buf補正」という項目では、
花火が打ち上がる音量の「取得値」が設定できます。

「Buf補正」の値を大きくするほど、
取得値が下がるため、
花火の数が減ります。

「Buf補正」の値を小さくするほど、
取得値が上がるため、
花火の数が増えます。

速度 (花火の広がる速さ)

「速度」では花火が広がる速度が調節できる

「速度」という項目では、
花火が広がる速度が調節できます。

「速度」の値を大きくするほど、
花火が広がる速度が速くなります。

「速度」の値を小さくするほど、
花火が広がる速度が遅くなります。

個別数 (花火の火花の数)

「個別数」では、花火の火花の数が設定できる

「個別数」という項目では、
1つの花火を形作っている図形の総数が調節できます。

花火を拡大して見てみる

※ 花火を拡大して見てみると分かりますが、
小さな円図形が集まって花火が作られています。

「個別数」という項目では、
この図形の総数を調節する事が出来ます。

「個別数」の値を大きくするほど、
1つの花火を作っている図形の総数が増えて、
火花の数が多い花火の映像になり、

「個別数」の値を小さくするほど、
1つの花火を作っている図形の総数が減って、
火花の数が少ない花火の映像になります。

重力

「重力」という項目にチェックを入れると、
花火が重力によってほんの少し下に落ちていく映像になります。

「重力」の値は設定ボタンから調節できる

※ 重力の強さは、
「設定」ボタンをクリックして、
「重力値」という項目で設定できます。

設定ボタン

設定ボタンをクリックする
パラメーター設定画面が表示された

「設定」ボタンをクリックすると、
花火を構成する図形の種類や、
花火が消えるまでの時間などが設定できます。

基準値

「基準値」という項目では、
花火が発生する音量の基準値が設定できます。

「基準値」の値を「20」に設定

「基準値」の値を小さくするほど、
花火が発生する音量の基準値が下がり、
発生する花火の数が増えます。

「Buf補正」と「基準値」は関連しあっている

※ 「Buf補正」項目と「基準値」項目は関連しあっていて、

「Buf補正」で設定した取得値が、
「基準値」の値を超えると花火が発生する仕組みになっています。

継続時間

「継続時間」という項目では、
花火が発生してから消えるまでの継続時間が設定できます。

「継続時間」を「1」に設定する

「継続時間」の値を「1」に設定すると、
花火が発生してから消えるまでの時間が1秒間になります。

フェードアウト

「フェードアウト」のチェックを外した

「フェードアウト」というチェック項目にチェックが入っている状態だと、
花火がフェードアウトして消えていくようになり、

「フェードアウト」項目のチェックを外すと、
花火がパッと一瞬で消えるようになります。

図形選択

「図形選択」という項目では、
花火を形作っている図形の種類が選択できます。

「図形選択」で「四角形」を選択する
「図形選択」で「四角形」を選択した

図形を「四角形」にすると、
花火を形作っている図形が四角形になります。

サイズ

「サイズ」という項目では、
花火を形作っている図形の大きさが設定できます。

「サイズ」の値を大きくする

「サイズ」の値を大きくすると、
花火を形作っている図形が大きくなります。

線幅

「線幅」という項目では、
花火を形作っている図形の線の幅が設定できます。

「線幅」の値を小さくする

「線幅」の値を小さくすると、線の幅が細くなり、
図形の真ん中が空洞化している状態になります。

ある程度、図形が大きくないと、
「線幅」の値による変化が感じられないので、

「線幅」を設定する際には、
「サイズ」の値を大きくしましょう。

Seed

「Seed」という項目は、
花火が発生するランダム値を設定する項目で、

「Seed」の値を10に設定した

「Seed」の値を変えると、
花火が発生する位置や色がランダムに変化します。

重力値

「重力値」という項目では、
重力の強さが設定できます。

※ 「重力値」項目は、
「重力」のチェック項目にチェックが入っている時にのみ有効となります。

「重力値」の値を大きくした

「重力値」の値を大きくすると、
重力が強くなり、
花火が下に落ちていくようになります。

ランダム角度

「ランダム角度」にチェックを入れる

「ランダム角度」という項目にチェックを入れると、

花火を構成する図形の角度がランダムになります。

色Min

「色Min」(Min=Minimumの略)という項目では、
花火の色におけるRGB値の最小値が設定できます。

「色Min」の値を小さくした

「色Min」の値を小さくすると、
彩度が強く、鮮やかな色合いになりやすくなります。

色Max

「色Max」という項目では、
花火の色におけるRGB値の最大値が設定できます。

「色Max」の値を大きくした

「色Max」の値を大きくすると、
彩度が強く、鮮やかな色合いになりやすくなります。

幅係数

「幅係数」という項目では、
花火が発生する範囲の横幅が設定できます。

「幅係数」の値を大きくした

「幅係数」の値を大きくすると、
左右に広がった範囲で花火が発生するようになります。

高さ係数

「高さ係数」という項目では、
花火が発生する範囲の縦幅が設定できます。

「高さ係数」の値を大きくした

「高さ係数」の値を大きくすると、
上下に広がった範囲で花火が発生するようになります。

ランダム個数

「ランダム個数」のチェックを外す

「ランダム個数」という項目のチェックを外すと、

花火を構成する図形の数が、
「個別数」項目で設定した数に統一されます。

それでは以上で、”「音に合わせて花火」の使い方”の解説は終了となります。

お疲れさまでした!! m(^ ^)m

タイトルとURLをコピーしました