【MMDの使い方】アクセサリ の 位置と角度 の 調節 (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
MMDに読み込んだ「アクセサリ」(~.x)は、
「アクセサリ操作パネル」の「X、Y、Z」で位置の移動、
「Rx、Ry、Rz」で角度の回転を行う事が出来ます。
※ 「アクセサリ操作」パネルが表示されていない場合には、
「モデル操作」パネルで、
調節対象を「カメラ・照明・アクセサリ」 にしましょう。
アクセサリの位置の調節
「アクセサリ操作パネル」の「X、Y、Z」に半角数字で値を入力して、
キーボードの「Enter」キーを押すと、
3D空間内のグローバルな座標軸を基準として、
調節対象にしているアクセサリの位置が移動します。
※ 「アクセサリ操作パネル」の「X、Y、Z」と「Rx、Ry、Rz」に値を入力した後、
「Enter」キーを押さないと入力した値が適用されませんので、
値を入力したら、
必ず「Enter」キーを押すようにしましょう。
「アクセサリ操作パネル」の「X、Y、Z」の値の前に「-」(マイナス) を付けて入力すると、
調節対象にしているアクセサリの位置が、
X軸・Y軸・Z軸の「-」(マイナス) 方向へ移動します。
※ 「アクセサリ操作パネル」の「X、Y、Z」に入力する数値の単位は、
”ボーンの調節 ~ 角度と座標の数値入力 ~” というページ内で解説した「ミクセル」という単位となっています。
アクセサリの角度の調節
「アクセサリ操作パネル」の「X、Y、Z」と「Rx、Ry、Rz」に入力する数値は、
小数点第四位まで適用されますが、
小数点第二位くらいまでしか見た目に変化を感じられませんので、
細かく調節したい場合にも、
小数点第二位くらいまで設定すれば大丈夫だと思います。
アクセサリモードに切り替えて「XYZアイコン」で調節する
また、「X、Y、Z」アイコンの上にある「local」、
または「global」という文字をクリックして
「accessory」モードに切り替えれば、
「X、Y、Z」アイコンをドラッグする事でも、
「アクセサリ」の「回転」と「移動」の調節が行えるようになります。
「accessory」モードの場合も、
「X、Y、Z」アイコンの上段が「回転」、
下段が「移動」となっています。
アクセサリの位置と回転軸の基準になる箇所
この「番傘」のアクセサリの場合、
持ち手の少し下の箇所が、
回転や移動の基準となっています。
ですので、「アクセサリ操作」パネルの「X」の値を「5」、
「Rz」の値を「45」に設定すると、
番傘の持ち手の下の箇所が、
グローバル座標軸の「5」の位置に移動して、
番傘の持ち手の下の箇所を回転軸として、
Z軸を反時計回りに「45度」回転した状態になります。
アクセサリの回転と移動を行う基準となる箇所は
アクセサリごとに異なっていますので、
アクセサリの位置と角度の調節を行う際には、
その点も考慮して調節を行いましょう。
アクセサリの調節における注意点
「アクセサリ」の角度や位置の調節状態のデータは、
「フレーム操作パネル」に
「キー」(”◇”マークの印)として登録しなければ、
フレームを移動させた際に失われてしまいます。
アクセサリの回転と移動の調節では、
「Ctrl」+「Z」による「元に戻す」処理が行えませんので、
その点も考慮して調節を行いましょう。
それでは、以上で ”アクセサリ の 位置と角度 の 調節” の解説は終了となります。
お疲れ様でした!! m(^ ^)m