【GIMP(ギンプ) の 使い方】キャンバスサイズを選択範囲に合わせる (背景の透明な箇所の削除 / 被写体の切り抜き)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
「GIMP」で作成・編集した画像を画像ファイルとして出力する際には、
「キャンバスサイズ」で出力されます。
「キャンバスサイズ」というのは、
メインウィンドウ画面に表示されている透明な箇所も含めた
”画像編集を行っている四角形の範囲”、です。
この場合だと、この範囲がキャンバスサイズになります。
つまり、透明な箇所も含めた大きさの画像ファイルとなります。
このような ”背景に透明な範囲が含まれている画像” を、
「AviUtl」など、動画編集ソフトで読み込んだ際に、
1つの画像として単体で扱う場合には特に問題ありませんが、
エフェクトを施したりする際には注意が必要です。
透明な箇所も含めたキャンバスサイズの画像を、動画編集ソフトなどで扱う際の注意点
例えば、この状態の画像ファイルを「AviUtl」に読み込んで、
「画像ループ」エフェクトを横に施した場合、
このように、画像ファイルの透明な箇所が、
隙間となってループしてしまいます。
画像 の “背景が透明な箇所” は含めないキャンバスサイズにする方法
画像のキャンバスサイズを被写体の上下左右に合わせる方法 (被写体の切り抜き)
また、背景が透明な画像で、
被写体の上下左右ちょうどにキャンバスサイズを合わせたい場合には、
「ファジー選択ツール」で背景の透明な箇所をクリックして、
メインウィンドウ上で右クリック ⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」をクリックします。
そうすると、被写体が選択範囲になるので、
その状態でメニューバーの「画像」の項目の
「キャンバスを選択範囲に合わせる」をクリックすれば、
このように、被写体の上下左右ちょうどの範囲にキャンバスサイズが合わせられます。
ダウンロードしてきた画像ファイルを
「AviUtl」などの動画編集ソフトで使用する際には、
この作業が必要になる事が結構あると思いますので、
覚えておいて頂ければと思います。