【MMDの使い方】モデル操作パネル ~ 表示・セルフ影・加算・IKボーン の ON/OFF ~ (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
「モデル操作パネル」では、
3Dモデルファイルを読み込んだり削除したりする以外にも、
読み込んだモデルの表示設定や、
影設定などを行う事が出来ます。
モデル操作パネルの「表示」というチェック項目
「モデル操作パネル」の「表示」という項目をクリックしてチェックを外すと、
調節対象に選択しているモデルを非表示にする事が出来ます。
「表示」項目にチェックを入れているかどうかのデータは、「モデル操作」パネルの「登録」ボタンをクリックして、
タイムラインにキー登録を行う事で、
プロジェクト内で保持されます。
※ 「表示」項目についてのキーは、
フレーム操作パネルの「表示・IK・外観」という名称の段に登録されます。
”「10~20フレーム」のフレーム範囲だけモデルを非表示にしたい”、
という場合には、
シークバーを「10フレーム」目に移動させて、
「表示」項目のチェックを外した後、
モデル操作パネルの「登録」ボタンをクリックしてキー登録を行い、
シークバーを「20フレーム」目に移動させて、
「表示」項目のチェックを入れた後、
モデル操作パネルの「登録」ボタンをクリックしてキー登録します。
そうすると、「10~20フレーム」のフレーム範囲だけ、
選択中のモデルが非表示になります。
このように、モデル操作パネルの「表示」項目では、
モデルの表示・非表示を切り替える事が出来ます。
※ また、ボーンのキーとは異なり、
「表示・IK・外観」の段に登録したキーの処理(登録・削除・移動・など) は、
「Ctrl」+「C」で処理を元に戻す事が出来ませんので注意しましょう。
「セルフ影」ボタン
モデル操作パネルの「セルフ影」というボタンでは、
” モデル本体に付けられる影 (セルフ影) ” の表示・非表示を切り替える事が出来ます。
※ 「選択モード」の状態だと、
モデルのボーンが表示されている状態になり、
「モデル本体に付けられる影」(セルフ影) が表示されないので、
ボーン操作パネルの「選択」ボタンをクリックして、
「選択」ボタンを消灯状態にしましょう。
「セルフ影」ボタンをクリックして消灯状態にすると、
「セルフ影」が表示されなくなり、
「セルフ影」ボタンを点灯状態にすると「セルフ影」が表示されます。
「セルフ影」ボタンによる「モデル本体に付けられる影」(セルフ影) の表示・非表示の切り替えは、
キー登録しなくてもプロジェクト内に保持されます。
また、メニューバーの「表示」項目にある「セルフシャドウ表示」という項目のチェックを外すと、
「モデル操作パネル」の「セルフ影」ボタンの点灯・消灯状態に関わらず、
読み込んでいる全てのモデルの「セルフ影」が非表示になります。
「加算」ボタン
「モデル操作パネル」の「加算」ボタンでは、
モデルと背景の色を加算合成して、
モデルの表面全体の色を変化させる事が出来ます。
「加算」ボタンをクリックして点灯状態にすると、
モデルが背景の白色と加算され、
モデルの表面全体の色が白色に変化します。
※ 「加算」ボタンによるモデルと背景色の加算合成も、
キー登録しなくてもプロジェクト内で保持されます。
また、メイン表示画面の3D空間の背景の色は、
メニューバーの「背景」項目にある「背景黒化」をクリックしてチェックを入れる事で黒に変更する事が出来て、
背景を黒にした状態で「加算」ボタンを点灯させると、
モデルがこのような感じになります。
基本的に、「加算」ボタンは使用しないと思いますので、
MMDには こういう機能もあるという程度に覚えておいて頂くだけで大丈夫です。
モデル操作パネルのプルダウンメニューとON/OFF
モデル操作パネルの下の方にあるプルダウンメニューと「ON」「OFF」という切り替えボタンでは、
IKボーンにおける「IK制御機能」の「ON」「OFF」を切り替える事が出来ます。
「IK制御機能」が「ON」の状態であれば、
「右足IK」ボーンを移動させる事で右足IKボーンの「IK制御下」にある「右足」や「右ひざ」、
「右足首」も連動して回転します。
ですが、モデル操作パネルの下の方にあるプルダウンメニューで「右足IK」を選択して、
「OFF」にチェックを入れると、
「右足IK」ボーンの「IK制御機能」が「OFF」になり、
「右足IK」ボーンを移動させても、
「右足」や「右ひざ」、
「右足首」が連動しなくなります。
このように、モデル操作パネルの下にあるプルダウンメニューと、
「ON」「OFF」切り替えボタンでは、
プルダウンメニューで選択した
「IKボーン」の「IK制御機能」のONとOFFを切り替える事が出来ます。
プルダウンメニューで選択した
「IKボーン」における「IK制御機能」の「ON」「OFF」を切り替えたデータは、
モデル操作パネルの「登録」ボタンをクリックしてタイムラインにキー登録する事で、
プロジェクト内で保持されます。
※ 「IK制御機能」の「ON」・「OFF」についてのキーは、
フレーム操作パネルの「表示・IK・外観」という名称の段に登録されます。
「IK制御機能」の「ON」・「OFF」の切り替えも、
基本的には使用する事は無いと思います。
それでは以上で、”モデル操作パネル ~ 表示・登録・セルフ影・加算・IKボーンのON/OFF ~”
の解説は終了となります。
お疲れ様でした!!m(^ ^)m
※ 映像を作成する際に使用しているMMDのモデルデータは、マウスコンピューターさんのゲーミングPCブランド「G-Tune」のキャラクターである「Tuneちゃん」や「Tuneちゃんの家」、「G-Tune製品などのMMDモデルデータを使用しています。