【AviUtl】ワイプ (エフェクトの使い方)

【AviUtl】ワイプ (エフェクトの使い方)     (テキストと画像での解説)

※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。

AviUtlのワイプエフェクトの追加

「ワイプ」エフェクトは、
設定したワイプの種類で、
オブジェクトを登場させたり、
退場させたりする事が出来るエフェクトです。

イン (ワイプで登場する時間)

AviUtlのワイプエフェクトの「イン」項目

「イン」という項目では、
ワイプで登場する際にかかる時間を「秒」単位で調節する事が出来ます。

「イン」の値を「1」にすれば「1秒」、

「2」にすれば「2秒」の時間をかけてワイプで登場するようになります。

AviUtlのワイプエフェクトの「イン」の値を大きくする
AviUtlのワイプエフェクトの「イン」の値を大きくする

※ ただ、ワイプで登場する際、
完全に真っ暗な状態から徐々に登場するわけではなく、

オブジェクトの映像が少し表示された状態で登場するようになっています。

「イン」の値を大きくすれば、
表示されている映像が少しは隠れますが、

その分、ワイプで登場するのにかかる時間が長くなるので、
その点も考慮して「ワイプ」エフェクトを使用しましょう。

また、「イン」の値を「0」にすれば、
ワイプで登場しなくなります。

アウト (ワイプで退場する時間)

AviUtlのワイプエフェクトの「アウト」項目

「アウト」という項目では、
ワイプで退場する際にかかる時間を「秒」単位で調節する事が出来ます。

「アウト」の値を「1」にすれば「1秒」、
「2」にすれば「2秒」の時間をかけてワイプで退場するようになります。

AviUtlのワイプエフェクトの退場時
AviUtlのワイプエフェクトの「アウト」の値を大きくする

※ ただ、ワイプで退場する際、
完全に真っ暗な状態になるように退場するわけではなく、

オブジェクトの映像が少し残った状態で退場するようになっています。

その分、ワイプで退場するのにかかる時間が長くなるので、
その点も考慮して「ワイプ」エフェクトを使用しましょう。

また、「アウト」の値を「0」にすれば、
ワイプで退場しなくなります。

ぼかし

「ぼかし」という項目では、
ワイプの境目のボカし度合いを調節する事が出来て、

「ぼかし」の値を大きくすると、
ワイプと映像の境目のボカし度合いが増していくようになります。

反転(イン) と 反転(アウト)

「反転(イン)」という項目にチェックを入れると、
ワイプが逆の状態で登場するようになります。

「反転(アウト)」という項目にチェックを入れると、
ワイプが逆の状態で退場するようになります。

ワイプの種類

AviUtlのワイプエフェクトの「ワイプの種類」

左下のプルダウンメニューでは、
ワイプの種類を選択する事が出来ます。

「ワイプ(円)」の場合、
円形のワイプで登場・退場します。

「ワイプ(四角)」の場合、
四角形のワイプで登場・退場します。

「ワイプ(時計)」の場合、
時計のワイプで登場・退場します。

「ワイプ(横)」の場合、横に登場・退場して、
「ワイプ(縦)」の場合、縦に登場・退場します。

「ワイプ」エフェクトを使用すると、このように、
設定したワイプの種類で、映像を登場・退場させる事が出来ます。

※ ただ、先ほども解説したように、「ワイプ」エフェクトでは、
「イン」や「アウト」、「ぼかし」などの値を最大にしても、
完全に真っ暗な状態からワイプで登場させる事は出来ませんし、
完全に真っ暗な状態へと退場させる事も出来ません。

もし、完全に真っ暗な状態からワイプで登場させたり、
完全に真っ暗な状態へとワイプで退場させたりしたいのであれば、
「シーンチェンジ」オブジェクトを使用しましょう。

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