【AviUtl】動画ファイル合成 (エフェクトの使い方) (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
「動画ファイル合成」エフェクトは、
指定した動画ファイルの映像データを、
オブジェクトの映像に合成する事が出来るエフェクトです。
「参照ファイル」ボタン (動画ファイルの選択)
「参照ファイル」ボタンをクリックする事で、
合成したい動画ファイルを選択する事が出来ます。
動画ファイルを選択すると、
オブジェクトの映像の範囲内に動画ファイルの映像データが合成されます。
また、オブジェクトの長さも、
合成した映像データの長さに自動的に調節されます。
再生範囲
「再生範囲」という項目では、
合成した動画ファイルの映像で再生する位置を「フレーム」単位で調節する事が出来ます。
「再生範囲」の値を「5」にした場合、
オブジェクトの先頭の映像が、
合成した映像データの「5フレーム目」から始まるようになります。
再生速度
「再生速度」という項目では、
合成した映像データの再生速度を調節する事が出来ます。
「再生速度」の値を「200」にした場合、
「2」倍の速さで再生されるようになります。
X と Y
「X」と「Y」という項目では、
合成した映像データの位置をピクセル単位で調節する事が出来ます。
拡大率
「拡大率」という項目では、
合成した映像データの大きさを拡大縮小する事が出来ます。
ループ再生
「ループ再生」という項目にチェックを入れると、
合成した映像データの長さよりも長く オブジェクトの長さを伸ばすことが出来るようになり、
伸ばしたオブジェクトの長さ分、
映像がループ再生されるようになります。
動画ファイルの同期
「動画ファイルの同期」という項目にチェックを入れると、
動画ファイルの映像データを画像データとして扱えるようになり、
「再生範囲」という項目が、
「オフセット」という項目に変わります。
「オフセット」という項目の値は、
フレーム位置を指定する値となっていて、「オフセット」の値を「5」に設定すると、
合成している映像データにおける5フレーム目の映像が画像(静止画)として合成されるようになります。
※ ただ、「動画ファイルの同期」にチェックを入れて、
画像として合成したとしても、
「ループ再生」にチェックが入っていないと、
オブジェクトの長さが、
読み込んでいる映像データの長さまでしか伸ばせないので、
「動画ファイルの同期」にチェックを入れて画像として合成する場合には、
「ループ再生」にもチェックを入れるようにしましょう。
ループ画像
「ループ画像」という項目にチェックを入れると、
合成した映像データを縮小した際に、
映像データが縦横にループ配置されるようになります。
合成の仕方
左下のプルダウンメニューでは、
合成した映像データ と オブジェクトの映像 の 合成の仕方を変更する事が出来ます。
「輝度をアルファ値として上書き」と
「輝度をアルファ値として乗算」に変更すると、
合成した映像データの「輝度」に合わせて合成するようになり、
オブジェクトの映像の色と合成された色合いになります。