【AviUtl】斜めクリッピング (エフェクトの使い方) (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
「斜めクリッピング」エフェクトは、
オブジェクトを「角度」という項目で設定した角度で、
クリッピング出来るエフェクトです。
※ 「斜めクリッピング」エフェクトは、
初期状態だと、
オブジェクトの映像の縦半分(50%)の位置までクリッピングされた状態になります。
中心X と 中心Y
「中心X」と「中心Y」という項目では、
クリッピングする位置をX軸方向、Y軸方向に、
ピクセル単位で移動させることが出来ます。
※ 「角度」の値が「0」になっていると、「中心X」の値を調節して、
クリッピングの位置をX軸方向に移動しても特に変化がありませんが、
「角度」の値を調節して、
クリッピングする位置の角度を変更すれば、
「中心X」の値を調節する事で、
クリッピングする位置をX軸方向へ移動させているのが確認できます。
※ ただ、「中心X」と「中心Y」によるクリッピング位置の移動方向は、
「角度」の値によって変化しますので、
注意してください。
角度
「角度」という項目では、
クリッピングの角度を調節する事が出来ます。
「角度」の値をプラスに大きくすると、
クリッピングの角度が時計回りに回転して、
「角度」の値をマイナスに大きくすると、
クリッピングの角度が反時計回りに回転します。
ぼかし
「ぼかし」という項目では、
クリッピングした箇所 と クリッピングしていない箇所 の 境目の
ボカし度合いを調節する事が出来ます。
「ぼかし」の値を大きくすると、
境目のボカし度合いが増して、
クリッピングしていない箇所の映像も うっすらと表示されるようになります。
幅
「幅」という項目では、
クリッピングする範囲の幅をピクセル単位で調節する事が出来ます。
「幅」の値をプラスに大きくすると、
「中心X」「中心Y」で設定した位置から、
「幅」の値で設定したピクセル数の範囲が残されるようになります。
「幅」の値をマイナスに大きくすると、
「中心X」「中心Y」で設定した位置から、
「幅」の値で設定したピクセル数の範囲がクリッピングされます。
このように、「斜めクリッピング」エフェクトでは、
オブジェクトを斜めにクリッピングする事が出来ます。