【AviUtl】砕け散る (アニメーション効果エフェクトの使い方) (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
「アニメーション効果」エフェクトの「砕け散る」では、
オブジェクトの映像を粉々に砕け散らせる事が出来ます。
開始時間
「開始時間」という項目では、
オブジェクトの先頭位置から考えて、
オブジェクトの映像が砕け散り始めるまでの時間を「秒」単位で調節する事が出来ます。
「開始時間」の値を「3」にした場合、
オブジェクトの先頭から三秒後に砕け散り始めるようになります。
中心X / 中心Y / 中心Z
「中心X」・「中心Y」・「中心Z」という項目では、
オブジェクトの映像の砕け散り始める箇所の位置をピクセル単位で調節する事が出来ます。
「中心X」・「中心Y」・「中心Z」の値が「0」であれば、
オブジェクトの映像の真ん中から砕け散り始めますが、
「中心X」の値を「300」に設定した場合、
オブジェクトの映像の砕け散り始める箇所の位置が、
X軸の「300」(px)の位置へ移動します。
設定 (砕け散り方の設定)
「設定」ボタンをクリックすると、
砕け散り方についての様々な設定を行う事が出来ます。
破片サイズ
「破片サイズ」という項目では、
オブジェクトの映像が砕け散る際の破片1つ1つの大きさを、
どれくらいの大きさにするかが調節する事が出来ます。
速度
「速度」という項目では、オブジェクトの映像が砕け散る際の、
破片が飛び散る速さを調節する事が出来ます。
重力
「重力」という項目では、オブジェクトの映像が砕け散った後、
破片が自由落下していく時の重力の強さを調節する事が出来ます。
時間
「時間差」という項目では、
オブジェクトの映像全体が砕け散り終えるまでの時間を調節する事が出来ます。
距離影響
「距離影響」という項目では、
砕け散る破片が飛び散る距離を調節する事が出来ます。
ランダム回転
「ランダム回転」という項目では、
破片1つ1つがランダムに回転する速度を調節する事が出来ます。
ランダム方向
「ランダム方向」という項目では、
砕け散った破片が飛び散るランダム方向の範囲を調節する事が出来ます。
再生速度
「再生速度」という項目では、
オブジェクトが砕け散っていく速度を調節する事が出来ます。
「再生速度」の値を大きくすると、
砕け散る速度が速くなります。
※ ちなみに、「再生速度」の値は、「開始時間」にも影響するので、
「再生速度」の値を「2」にして2倍の速さにした場合、
「開始時間」の値も短縮されて「1/2」の時間に変わります。
ですので、「開始時間」の値が「3」(3秒の位置)で、
「再生速度」の値が「2」(2倍の速さ)の場合、
「開始時間」の値が「1/2」に短縮されて、
オブジェクトの先頭から「1.5秒」後に砕け散り始めるようになります。
「再生速度」の値を調節する場合には、その点も考慮して調節しましょう。
「砕け散る」エフェクトのおススメの使い方
「砕け散る」エフェクトのおススメの使い方としては、
“動画の終わりで砕け散らせて終わらせる“、という使い方です。
動画の終わりで砕け散らせたい場合には、
動画オブジェクトの先頭から終わりまでの全体の時間を調べて、
終わりの部分で砕け散らせ始めたい箇所の時間を「開始時間」で設定します。
そうすると、動画の先頭から3秒後、
つまり、動画の終わりの1秒前から砕け散り始めるようになります。
※ 動画オブジェクトの全体の時間が「1分」の場合には、
「開始時間」の値を「59」に設定すれば、
動画の終わりの1秒前から砕け散り始めるようになります。