【MMDの使い方】3Dモデルファイル の 読み込み と 削除・調節対象の切り替え (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
インストールした3Dモデルのファイルは、
MMDの画面下にある「モデル操作」というパネルの「読込」ボタンをクリックして、
表示されたエクスプローラーで、
読み込みたいモデルのファイルをダブルクリックする事で「MMD」に読み込めます。
3Dモデルのファイルを読み込むと、
「モデル情報画面」が表示されるので、
「OK」ボタンをクリックしましょう。
そうすると、モデルが「メイン表示画面」に表示されます。
また、3Dモデルのファイルを「MMD」に読み込むと、
読み込んだモデルが操作対象になり、
MMD画面の下にある各操作パネルの表示が、
- 「モデル操作」パネル
- 「ボーン操作」パネル
- 「表情操作」パネル
- 「視点」パネル
- 「再生」パネル
の5つに切り替わります。
調節対象の切り替え
それでは、「モデル操作」パネルの上の方にあるプルダウンメニューをクリックして、
「カメラ・照明・アクセサリ」を選択してみましょう。
そうすると、MMD画面の下にある各操作パネルが、
- 「モデル操作」パネル
- 「カメラ操作」パネル
- 「照明操作」パネル
- 「セルフ影操作」パネル
- 「アクセサリ操作」パネル
- 「視点」パネル
- 「再生」パネル
という 7つのパネルに切り替わります。
「モデル操作」パネルの上の方にあるプルダウンメニューでは、
調節対象の切り替えを行う事が出来て、
「カメラ・照明・アクセサリ」を選択すると、
「カメラ」・「照明」・「アクセサリ」の調節を行うための
パネルに切り替わります。
※ 「モデル操作」パネル、「視点」パネル、「再生」パネル、
の3つは常に表示されます。
カメラや照明などの調節を行いたい時には、
「モデル操作」パネル上部にあるプルダウンメニューから、
「カメラ・照明・アクセサリ」を選択して、
この7つのパネルに表示を切り替え、
読み込んだモデルやステージなどの調節を行いたい時には、
「モデル操作」パネルの上にあるプルダウンメニューで、
調節対象にしたいモデルを選択して、
そのモデルのパネルに切り替えましょう。
もう1つモデルを読み込み、調節対象のモデルを切り替える
それでは、もう1つモデルを読み込んでみましょう。
先ほどと同じように、
「モデル操作」パネルの「読込」ボタンをクリックして、
表示されるエクスプローラーでモデルファイルをダブルクリックしましょう。
3Dモデルが読み込まれたら、「モデル操作」パネルの上の方にあるプルダウンメニューをクリックしてみましょう。
そうすると、読み込んだモデルファイルの名前2つと、
「カメラ・照明・アクセサリ」がプルダウンに表示されます。
調節したい対象をプルダウンメニューで選択すると、
調節対象に選択したモデルやステージ、
または、「カメラ・照明・アクセサリ」の各操作パネルが表示されます。
表示される5つのパネルはモデルごとに別のもの
モデルやステージなどの3Dモデルを調節対象に選択すると、
「モデル操作」パネル、「ボーン操作」パネル、「表情操作」パネル、「視点」パネル、「再生」パネル、
という5つのパネルが表示されますが、
初めに読み込んだモデルを調節対象として選択している時の5つのパネルと、
2番目に読み込んだモデルを調節対象として選択している時の5つのパネルは、
それぞれ調節対象であるモデルごとに別々のパネルとなっています。
例えば、初めに読み込んだモデルを調節対象として選択した時の「表情操作」パネルで、
「その他」という箇所のプルダウンメニューをクリックして
表示される項目と、
2番目に読み込んだモデルを調節対象として選択した時の「表情操作」パネルで、
「その他」という箇所のプルダウンメニューに表示される項目が異なっています。
このように、モデルを調節対象に選択すると、
同じ5つのパネルが表示されますが、
表示されるパネルは、
それぞれ調節対象に選択したモデルごとのパネルとなっています。
※ また、当たり前かもしれませんが、
読み込んだモデルは、
同じ3D空間に表示されているので、
「メイン表示画面」の3D空間を映しているカメラや、
3D空間を照らしている照明は、共通のものとなっています。
ですので、「カメラ・照明・アクセサリ」を選択して、
カメラを動かしたり、
照明の位置を変更したりすると、
「メイン表示画面」に表示されている全ての3Dモデルに、
同じカメラの動きや照明の照らし方が適用されます。
「Tab」キー と 「カメラ編」「モデル編」で調節対象を切り替える
調節対象の切り替えは、
モデル操作パネルの上の方のプルダウンメニューで切り替える以外にも、
キーボードの「Tab」キーを押すか、
「メイン表示画面」左下にある
「カメラ編」・「モデル編」というボタンをクリックする事でも切り替える事が出来ます。
また、調節対象を切り替えると、
「フレーム操作パネル」の左側に表示されている「ボーン」などの名称が、
調節対象のものに変わります。
読み込んだモデルの削除
読み込んだモデルを削除したい場合には、
削除したいモデルを調節対象に選択した状態で、
「モデル操作」パネルの「削除」ボタンをクリックします。
「モデル削除」という画面が
表示されますので、
削除したい場合には「OK」ボタンをクリックします。
そうすると、モデルが削除され、
「メイン表示画面」から そのモデルがいなくなり、
「モデル操作」パネルの上の方にあるプルダウンメニューにも、
そのモデルの名前が表示されなくなります。
※ モデルを削除するという操作は、
パソコンにインストールした3Dモデルファイルを削除している訳では無く、
今開いているMMDのプロジェクトファイルに読み込んでいたモデルを、
読み込んでいない状態にする処理を行っているだけですので、
安心してください。
モデルを削除すると、そのモデルのボーンやキーのデータも削除される
ただ、注意して頂きたいのは、
「モデル削除」という画面に
記載されている様に、
モデルを削除した処理を元に戻す事は出来ず、
削除してしまったモデルのボーンの調節状態のデータや、
キーなどのデータは、
モデルと一緒に削除されて、
元には戻せませんので、
その点に注意してモデルを削除するようにしましょう。
それでは、以上で ”3Dモデルファイルの読み込みと削除、
調節対象の切り替え” の解説は終了となります。
お疲れ様でした!!
m(^ ^)m
※ 映像を作成する際に使用しているMMDのモデルデータは、マウスコンピューターさんのゲーミングPCブランド「G-Tune」のキャラクターである「Tuneちゃん」や「Tuneちゃんの家」、「G-Tune製品などのMMDモデルデータを使用しています。