シーンチェンジオブジェクトは、
場面を切り替えるためのエフェクトが施せるオブジェクトです。
シーンチェンジオブジェクトの基本的な使い方
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「シーンチェンジオブジェクトの基本的な使い方」についての解説” は、この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
タイムライン上で右クリックして、
「フィルタオブジェクトの追加」の中の「シーンチェンジ」をクリックすると、
シーンチェンジ・オブジェクトが挿入できます。
シーンチェンジオブジェクトの設定ダイアログの左下にあるプルダウンをクリックすると、
場面を切り替えるエフェクトの種類が変更できます。
シーンチェンジオブジェクトを使用する際には、
まず、場面の切り替えを行いたい動画ファイルオブジェクトなどの下のレイヤーにシーンチェンジオブジェクトを移動して、
前の場面の動画ファイルオブジェクトなどの最後尾と、
シーンチェンジオブジェクトの先頭のフレーム位置を揃えます。
そうすると、シーンチェンジオブジェクトの先頭から終わりにかけて、
映像がフェードアウトなどで消えていくようになります。
そして、次の場面の動画ファイルオブジェクトなどの先頭と、
シーンチェンジオブジェクトの先頭のフレーム位置を揃えます。
そうすると、シーンチェンジオブジェクトの先頭から終わりにかけて、
映像がフェードアウト/フェードインなどで切り替わるようになります。
※ シーンチェンジオブジェクトによるエフェクトは、
シーンチェンジオブジェクトより上のレイヤーにあるオブジェクトにのみ有効で、
シーンチェンジオブジェクトより下のレイヤーにあるオブジェクトには無効となります。
※ また、シーンチェンジオブジェクトによるエフェクトは、
各オブジェクトの最後尾、
または、先頭から施され始めるので、
前の場面のオブジェクト類の最後尾より前のフレーム位置に、
シーンチェンジオブジェクトの先頭を移動させても、
シーンチェンジオブジェクトの先頭からエフェクトは施されず、
前の場面のオブジェクトの最後尾からエフェクトが施されて、
次の場面のオブジェクト類の先頭より前のフレーム位置に、
シーンチェンジオブジェクトの先頭を移動させても、
シーンチェンジオブジェクトの先頭からエフェクトは施されず、
次の場面のオブジェクトの先頭からエフェクトが施されます。
また、タイムラインの1フレーム目から、
シーンチェンジオブジェクトでフェードインなどをさせようとしても、
1フレーム目以前には、
前の場面の映像が無いので、
シーンチェンジのエフェクトが無効となってしまいます。
もし、編集している動画の始めからシーンチェンジオブジェクトでフェードインなどをさせて動画を始めたい場合には、
タイムラインの先頭に1フレーム以上隙間を空けて、
名目的に、前の場面が1フレームは在る状態にしましょう。
シーンチェンジの時間間隔を調節
シーンチェンジオブジェクトによるフェードアウト/フェードインなどの時間間隔は、
シーンチェンジオブジェクトの長さによって決まるので、
シーンチェンジオブジェクトの端をドラッグして長さを伸ばすと、
フェードアウト/フェードインなどの時間間隔が長くなります。
シーンチェンジオブジェクトにエフェクトを追加する
また、シーンチェンジオブジェクトの設定ダイアログの右上にあるエフェクト追加ボタンをクリックすれば、
「フィルタオブジェクトの追加」の中にあるエフェクトと同じ種類のエフェクトを、
シーンチェンジオブジェクトに追加する事が出来ます。
シーンチェンジの各エフェクトの使い方
クロスフェード
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「クロスフェード」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
シーンチェンジのプルダウンで「クロスフェード」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を フェードアウト/フェードインで
シーンチェンジ (場面切り替え) 出来ます。
「クロスフェード」を選択した際の 設定ダイアログの各項目 は無効となっています。
ワイプ(円)
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「ワイプ(円)」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「ワイプ(円)」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を 円状のワイプでシーンチェンジ出来ます。
※ 「ワイプ」というのは、「拭き取る」といった意味で、
映像編集では、画面全体を拭い去るように場面転換する事を意味します。
「ワイプ(円)」の設定ダイアログでは、
「反転」というチェック項目だけが有効で、
「反転」にチェックが無い場合、
次の場面が円状に大きくなって現れる事で、
前の場面が消えていきますが、
「反転」にチェックを入れると、前の場面が円状に小さくなって
消えていく事で、次の場面が現れるようになります。
ワイプ(四角)
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「ワイプ(四角)」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「ワイプ(四角)」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を 四角形状のワイプでシーンチェンジ出来ます。
「ワイプ(四角)」の設定ダイアログでは、
「反転」というチェック項目だけが有効で、
「反転」にチェックが無い場合、
次の場面が四角形状に大きくなって現れる事で、
前の場面が消えていきますが、
「反転」にチェックを入れると、
前の場面が四角形状に小さくなって消えていく事で、
次の場面が現れるようになります。
ワイプ(時計)
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「ワイプ(時計)」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「ワイプ(時計)」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を 時計の針が回るようなワイプでシーンチェンジ出来ます。
「ワイプ(時計)」の設定ダイアログでは、
「初期角度」という項目と、「反転」というチェック項目が有効です。
「初期角度」では、
時計のワイプの始まり位置を、
何時方向から始めるかが「-256~256」の範囲で設定出来ます。
「初期角度」の値を「256」、
または、「-256」に設定すると、
6時方向から時計のワイプが始まるようになります。
9時方向からワイプが始まるようにしたい場合には、
「初期角度」の値を「-128」に設定して、
3時方向からワイプが始まるようにしたい場合には、
「初期角度」の値を「128」に設定しましょう。
「反転」にチェックが無い場合、
時計回りにワイプが行われて、
「反転」にチェックを入れると、
反時計回りにワイプが行われるようになります。
スライス
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「スライス」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「スライス」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を スライス状にしつつスライドさせるシーンチェンジが行えます。
「スライス」の設定ダイアログでは、
「分割数」という項目と、
「反転」というチェック項目が有効です。
「分割数」では、
映像の分割数を設定する事が出来ます。
「分割数」の値が「0」の場合、
映像が5分割された状態でシーンチェンジが行われ、
「分割数」の値を「1」にすると、
映像が6分割された状態でシーンチェンジが行われます。
「分割数」の値を「-3」以下に小さくすると、
2分割でシーンチェンジが行われるようになります。
「反転」にチェックが無い場合、
前の場面がスライス状になってスライドして消えていき、
「反転」にチェックを入れた場合、
次の場面がスライス状になって現れるようになります。
スワップ
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「スワップ」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「スワップ」を選択すると、
スマホで画面を切り替える時のような感じで、
前の場面 から 次の場面 へ シーンチェンジする事が出来ます。
「スワップ」の設定ダイアログでは、
「反転」というチェック項目だけが有効です。
「反転」にチェックが無い場合、
前の場面 と 次の場面が 右から左に入れ替えられて、
「反転」にチェックを入れた場合、
前の場面 と 次の場面が 左から右に入れ替えられます。
スライド
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「スライド」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「スライド」を選択すると、
前の場面 から 次の場面 へ、
スライドでシーンチェンジ出来ます。
「スライド」の設定ダイアログでは、
「移動方向」という項目と、
「反転」というチェック項目が有効です。
「移動方向」では、
スライドする方向を「-256~256」の範囲で設定出来て、
「スライド」の値を「256」、
または、「-256」に設定すると、
左から右へスライドしていくようになります。
※ 上方向へスライドさせたい場合には、
「移動方向」の値を「128」に設定して、
下方向へスライドさせたい場合には、
「移動方向」の値「-128」に設定しましょう。
「反転」にチェックが無い場合、
前の場面がスライドして消えていきますが、
「反転」にチェックを入れた場合、
次の場面がスライドして現れるようになります。
縮小回転
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「縮小回転」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「縮小回転」を選択すると、
前の場面 から 次の場面 へ、
回転しながら縮小していくシーンチェンジが行えます。
「縮小回転」の設定ダイアログでは、
「反転」というチェック項目だけが有効です。
「反転」にチェックが無い場合、
前の場面が縮小回転して消えていき、
「反転」にチェックを入れた場合、
次の場面が縮小回転して現れるようになります。
押し出し(横) / 押し出し(縦)
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「押し出し(横)」「押し出し(縦)」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「押し出し(横)」、
「押し出し(縦)」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を スライドで押し出すシーンチェンジが行えます。
「押し出し(横)」「押し出し(縦)」の設定ダイアログでは、
「反転」というチェック項目だけが有効です。
「押し出し(横)」で「反転」にチェックを入れると、
左から右に押し出して場面が切り替わり、
「押し出し(縦)」で「反転」にチェックを入れると、
下から上に押し出して場面が切り替わります。
回転(横) / 回転(縦)
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「回転(横)」「回転(縦)」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「回転(横)」、
「回転(縦)」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を 1枚の絵の裏表として回転させるシーンチェンジが行えます。
「回転(横)」、
「回転(縦)」の設定ダイアログでは、
「反転」というチェック項目だけが有効です。
「回転(横)」の「反転」にチェックを入れると、
左から右に回転して場面が切り替わり、
「回転(縦)」の「反転」にチェックを入れると、
下から上に回転して場面が切り替わります。
キューブ回転(横) / キューブ回転(縦)
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「キューブ回転(横)」「キューブ回転(縦)」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「キューブ回転(横)」「キューブ回転(縦)」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を 立方体のように回転させるシーンチェンジが行えます。
「キューブ回転(横)」「キューブ回転(縦)」の設定ダイアログでは、
「反転」というチェック項目だけが有効です。
「キューブ回転(横)」の「反転」にチェックを入れると、
左から右に回転して場面が切り替わり、
「キューブ回転(縦)」の「反転」にチェックを入れると、
下から上に回転して場面が切り替わります。
フェードアウトイン
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「フェードアウトイン」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「フェードアウトイン」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 をフェードアウト・インで切り替えられます。
※ 「クロスフェード」の場合、
前の場面が消えながら次の場面が現れましたが、
「フェードアウトイン」の場合、
前の場面がフェードアウトして完全に消えた後、
次の場面がフェードインするようになります。
「フェードアウトイン」の設定ダイアログでは、
「明るさ」という項目だけが有効です。
「明るさ」の値が「0」より小さい場合、
画面が黒色になって切り替わり、
「明るさ」の値を「1」より大きくするほど、
画面が白に近い色で切り替わるようになります。
放射ブラー
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「放射ブラー」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「放射ブラー」を選択すると、 前の場面 と 次の場面 を 線状に滲ませた映像にしてシーンチェンジ出来ます。
※ 「ブラー」というのは、
「滲ませる」「ボヤかす」といった意味です。
「放射ブラー」の設定ダイアログの各項目は無効となっています。
ぼかし
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「ぼかし」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「ぼかし」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を ボカした映像にしてシーンチェンジ出来ます。
「ぼかし」の設定ダイアログの各項目は無効となっています。
ワイプ(横) / ワイプ(縦)
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「ワイプ(横)」「ワイプ回転(縦)」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「ワイプ(横)」「ワイプ(縦)」を選択すると、
前の場面 が 画面端から徐々に消えていくワイプの仕方でシーンチェンジ出来ます。
「ワイプ(横)」「ワイプ(縦)」の設定ダイアログでは、
「反転」というチェック項目だけが有効です。
「ワイプ(横)」の「反転」にチェックを入れると、
前の場面が右から左に徐々に消えていって場面が切り替わり、
「ワイプ(縦)」の「反転」にチェックを入れると、
前の場面が下から上に徐々に消えていって場面が切り替わります。
ロール(横) / ロール(縦)
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「ロール(横)」「ロール(縦)」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「ロール(横)」「ロール(縦)」を選択すると、
前の場面 から 次の場面 へ 絨毯を丸める時の感じでシーンチェンジ出来ます。
「ロール(横)」「ロール(縦)」の設定ダイアログでは、
「方向」という項目と、
「反転」というチェック項目が有効です。
「方向」の値で設定できるのは、
逆方向からロールするかどうかの設定だけとなっていて、
「方向」の値を「-1」より小さくすると、
逆方向にローリングしていきます。
また、「ロール(横)」「ロール(縦)」の「反転」にチェックを入れると、
次の場面がローリングして現れる事で、
場面が切り替わるようになります。
ランダムライン
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「ランダムライン」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「ランダムライン」を選択すると、
前の場面 が ランダムな線で徐々に消えていくようにシーンチェンジ出来ます。
「ランダムライン」の設定ダイアログでは、
「幅/方向」という項目と、「反転」というチェック項目が有効です。
「幅/方向」の値をプラス方向に大きくすると、
前の場面が消えていく際のランダムな線の幅が大きくなります。
「幅/方向」の値をマイナスに設定すると、
縦線で消えていくようになり、
「幅/方向」の値をマイナス方向に大きくすると、
前の場面が消えていく際のランダムな縦線の幅が大きくなります。
また、「反転」にチェックを入れた場合、
次の場面がランダムな線で徐々に現れる事で場面が切り替わるようになります。
発光
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「発光」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「発光」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を 発光させてシーンチェンジ出来ます。
「発光」の設定ダイアログでは、
「明るさ」という項目だけが有効です。
「明るさ」の値を大きくするほど、
白く光ってシーンチェンジするようになります。
※ 「明るさ」の値が「0」でも、
そこそこ白く光ってシーンチェンジします。
レンズブラー
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「レンズブラー」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「レンズブラー」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を、
カメラのピントがズレた時のボヤけ方でボヤかしてシーンチェンジ出来ます。
「レンズブラー」の設定ダイアログの各項目は無効となっています。
ドア
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「ドア」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「ドア」を選択すると、
前の場面 から 次の場面 へ ドアを開閉するようにシーンチェンジ出来ます。
「ドア」の設定ダイアログでは、
「手前に開く」と「反転」だけが有効です。
「手前に開く」にチェックを入れると、
ドアが手前に開いて場面が切り替わります。
「ドア」の「反転」にチェックを入れると、
次の場面がドアを閉じるように登場してきます。
「ドア」の「手前に開く」と「反転」にチェックを入れると、
次の場面が、手前からドアを閉じるように登場してきます。
起き上がる
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「起き上がる」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「起き上がる」を選択すると、
次の場面 が 起き上がって登場するシーンチェンジになります。
「起き上がる」の設定ダイアログでは、
「勢い」と「反転」だけが有効です。
「勢い」の値を大きくするほど、
次の場面が勢いよく起き上がって登場してきます。
「反転」にチェックを入れると、
前の場面が倒れてシーンチェンジします。
リール回転
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「リール回転」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「リール」を選択すると、
前の場面 と 次の場面 を スロットのリールのように回転させてシーンチェンジ出来ます。
「回転数」という項目では、
リールの回転数が設定出来て、
「回転数」の値をプラス方向に大きくするほど、
リールの回転数が多くなり、回転速度が速くなります。
「回転数」の値をマイナスにすると、
リールが下から上に回転するようになり、
「回転数」の値をマイナス方向に大きくするほど、
回転速度が速くなります。
「ブラー」という項目では、
回転中の映像のボヤけ度合いが設定出来て、
「ブラー」の値を「0」にすると、
前後の場面の映像がボヤけずに途中から明確に切り替わるようになります。
「反転」にチェックを入れると、
リールが逆回転になります。
「横回転」にチェックを入れると、
リールが横回転になります。
図形ワイプ
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「図形ワイプ」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「図形ワイプ」を選択すると、
前の場面 から 次の場面 へ 細かい円などの図形状でワイプしてシーンチェンジ出来ます。
「サイズ」という項目では、
ワイプの図形の大きさが調節できます。
「方向」という項目では、
図形状にワイプしてくる際の方向が角度単位で設定できます。
「方向」の値を「0」にすると、
上から下へワイプしていきます。
「方向」の値を「90」にすると、
右から左へワイプしていきます。
「方向」の値を「-90」にすると、
左から右へワイプしていきます。
「方向」の値を「180」、
または「-180」にすると、
下から上へワイプしていきます。
「反転」にチェックを入れると、
前の場面が細かい図形状になりながら消えていくようになり、
ワイプしてくる方向が逆方向になります。
図形ワイプの設定
「設定」ボタンをクリックすると、
ワイプの図形の種類などが変更できます。
「図形名」という項目では、
ワイプの図形の種類が変更できます。
「拡大率」という項目では、
ワイプの図形の最終的な大きさが設定できます。
※ ワイプの図形の大きさは、
ワイプする際に徐々に拡大、
または、徐々に縮小する様になっていて、
「拡大率」という項目では、
最終的にどれくらいの大きさの図形になるかが設定できます。
「拡大率」の値を「200」にした場合、
「サイズ」で設定した図形の大きさの「200%」の大きさまで拡大します。
※ また、「拡大率」の値が「150」くらいないと、
前の場面の映像が残った状態になってしまいます。
「角度」という項目では、
ワイプの図形の傾き度合いを角度で設定できます。
「角度」の値を「45」にすると、
ワイプの図形が時計回りに45度傾きます。
「回転速度」という項目では、
ワイプの図形が回転する速度が設定できます。
「回転速度」の値が「0」の場合、
ワイプの図形は回転せず、
そのままの角度の状態で現れます。
「回転速度」の値を大きくするほど、
ワイプの図形が速く回転しながら現れるようになります。
「ディレイ時間」という項目では、
ワイプの図形が現れるズレの時間間隔が設定できます。
※ ワイプの図形が現れる際、
段ごとに分けて現れるようになっていて、
「ディレイ時間」という項目では、
図形が現れる際の、
段ごとの時間のズレが設定できます。
「ディレイ時間」の値が「0」の場合、
ワイプの図形の段ごとのズレが無く、
同じタイミングで現れます。
図形で隠す
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「図形で隠す」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「図形で隠す」を選択すると、円などの図形が現れて前の場面を隠し、
図形が消えて次の場面が現れる、
というシーンチェンジが行えます。
「方向」という項目では、
覆い隠す図形が現れて消えていく方向を角度で設定できます。
「方向」の値が「0」の場合、
図形が下から現れて上に消えていきます。
「方向」の値が「90」の場合、
図形が左から現れて右に消えていきます。
「方向」の値が「-90」の場合、
図形が右から現れて左に消えていきます。
「方向」の値が「180」、
または「-180」の場合、
図形が上から現れて下に消えていきます。
「反転」にチェックを入れると、
図形が現れて消えていく方向が逆方向になります。
「拡大率」という項目では、
現れる図形の大きさを「%」単位で設定できます。
※ また、現れる図形の配置や大きさ、色などは、
シーンチェンジオブジェクトを
挿入しているレイヤーによって
ランダムに変化します。
「拡大率」の値を小さくし過ぎると、
画面を図形で覆い隠しきれなくなってしまうので注意してください。
「図形で隠す」の設定
「設定」ボタンをクリックすると、
現れる図形の種類などが変更できます。
「色」という項目では、
図形の色が変更できます。
※ 図形の色は、
設定ダイアログの「色」ボタンから変更する事も出来ます。
「図形名」という項目では、
図形の種類が変更できます。
「角度」という項目では、
図形の傾き度合いを角度で設定できます。
「角度」の値を「45」にすると、
図形が時計回りに45度傾きます。
「回転速度」という項目では、
図形が回転する速度が設定できます。
「回転速度」の値が「0」の場合、図形は回転せず、
そのままの角度の状態で現れて消えていきます。
「回転速度」の値を大きくするほど、
図形が速く回転しながら現れて消えていきます。
「数」という項目では、
現れる図形の数が設定できます。
「数」の値を大きくするほど、
現れる図形の数が多くなります。
「拡大率」という項目では、
図形の大きさが設定できます。
パラメーター設定画面の「拡大率」の値を「200」にした場合、
設定ダイアログの「拡大率」で設定した図形の大きさの「200%」の大きさに拡大します。
「エッジ角度」という項目では、
図形に立体感を出すためのフチ(エッジ)の角度が設定できます。
「エッジ角度」の値を「45」にすると、
立体的なフチの影が反対側に付くようになります。
「エッジ幅」という項目では、
図形に立体感を出すためのフチの幅が設定できます。
「エッジ幅」の値を小さくすると、
図形に立体感を出すためのフチの幅が狭まります。
「エッジ高さ」という項目では、
図形に立体感を出すためのフチの濃さが調節できます。
「エッジ高さ」の値を大きくすると、
立体感を出すためのフチが濃くなり、
立体感を出すためのフチが濃くなる事で、
図形の立体的な高さが増した感じになります。
図形で隠す(放射)
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「図形で隠す(放射)」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「図形で隠す(放射)」を選択すると、
円などの図形が画面の中央から現れて前の場面を隠し、
図形が画面外へ消えて次の場面を表示する、
というシーンチェンジが行えます。
「拡大率」という項目では、
現れる図形の大きさを「%」単位で設定できます。
※ また、現れる図形の配置や
大きさ、色などは、
シーンチェンジオブジェクトを
挿入しているレイヤーによって
ランダムに変化します。
「拡大率」の値を小さくし過ぎると、
画面が図形で覆い隠されなくなってしまうので注意してください。
「反転」にチェックを入れると、
図形が画面外から中央に向けて現れて、
画面中央に吸い込まれて消えていくようになります。
「図形で隠す(放射)」の設定
「設定」ボタンをクリックすると、
図形の種類などが変更できます。
「色」という項目では、
図形の色が変更できます。
※ 図形の色は、
設定ダイアログの「色」ボタンから変更する事も出来ます。
「図形名」という項目では、
図形の種類が変更できます。
「角度」という項目では、
図形の傾き度合いを角度で設定できます。
「角度」の値を「45」にすると、
図形が時計回りに45度傾きます。
「回転速度」という項目では、
図形が回転する速度が設定できます。
「回転速度」の値が「0」の場合、図形は回転せず、
そのままの角度の状態で現れて消えていきます。
「回転速度」の値を大きくするほど、
図形が速く回転しながら現れて消えていきます。
「数」という項目では、
現れる図形の数が設定できます。
「数」の値を大きくするほど、
現れる図形の数が多くなります。
「速度」という項目では、
図形の移動速度が設定できます。
「速度」の値が「0」の場合、現れる図形の移動速度が遅く、
図形が塊のような状態で現れて消えていきます。
※ また、「速度」の値が「0」の場合、多くの図形の映像が表示された状態になり、
多くの図形の映像を同時に処理しなくてはいけなくなるので、
AviUtlの処理が重くなります。
「速度」の値を大きくするほど、現れる図形の速度が速くなります。
※ ただ、「速度」の値を大きくし過ぎると、
画面全体が覆われない状態で次の場面に切り替わってしまいます。
「エッジ角度」という項目では、
図形に立体感を出すためのフチの角度が設定できます。
「エッジ角度」の値を「45」にすると、
立体的なフチの影が反対側に付くようになります。
「エッジ幅」という項目では、
図形に立体感を出すためのフチの幅が設定できます。
「エッジ幅」の値を小さくすると、
図形に立体感を出すためのフチの幅が狭まります。
「エッジ高さ」という項目では、
図形に立体感を出すためのフチの濃さが調節できます。
「エッジ高さ」の値を大きくすると、
立体感を出すためのフチが濃くなり、
立体感を出すためのフチが濃くなる事で、
図形の立体的な高さが増した感じになります。
砕け散る
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「砕け散る」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「砕け散る」を選択すると、
前の場面が砕け散って次の場面が現れるシーンチェンジが行えます。
「サイズ」という項目では、
場面が砕け散る際の破片の大きさが設定できます。
※ 飛び散る破片の位置は、
シーンチェンジオブジェクトを
挿入しているレイヤーによって
ランダムに変化します。
「反転」にチェックを入れると、
砕け散った状態の次の場面の映像が、
集まってくるようにしてシーンチェンジが行われます。
「砕け散る」の設定
「設定」ボタンをクリックすると、
砕け散り始める位置などが変更できます。
「中心X」「中心Y」「中心Z」という項目では、
砕け散り始める位置が設定できます。
「中心X」「中心Y」「中心Z」の値を「400」に設定すると、
X軸の「400」、Y軸の「400」、Z軸の「400」の位置から砕け散り始めます。
「速度」という項目では、
破片の飛び散る速度が設定できます。
「速度」の値を大きくすると、
破片の飛び散る速度が速くなります。
「重力」という項目では、
飛び散った破片にかかる重力の強さが設定できます。
「重力」の値をプラスに大きくすると、
飛び散った破片が落下する時の加速度が増します。
「重力」の値をマイナスに設定すると、
飛び散った破片が浮上するようになり、
値をマイナスに大きくすると、
飛び散った破片が浮上する時の加速度が増します。
「時間差」という項目では、
砕け散り始める位置から画面端へ徐々に砕け散っていく際の時間差が設定できます。
「時間差」の値を大きくすると、砕け散り始める位置から、
画面の端へ砕け散っていくまでの時間が長くなります。
「距離影響」という項目では、
破片が飛び散る際の前後感が設定出来ます。
「距離影響」の値を大きくすると、
砕け散った破片が前後に飛び散っていくようになります。
「ランダム回転」という項目では、
飛び散った破片が回転する度合いを設定できます。
「ランダム回転」の値を大きくすると、
砕け散った破片の回転数が多くなります。
「ランダム方向」という項目では、
飛び散る破片の拡散度合いが設定できます。
「ランダム方向」の値を大きくすると、
四方八方に向けて破片が飛び散っていきます。
「再生速度」という項目では、
破片が砕け散って消えるまでの速度が設定できます。
「再生速度」の値が「1」の場合、
シーンチェンジオブジェクトの先頭から終わりにかけて、
破片が砕け散って消えるようになり、
「再生速度」の値が「2」の場合、
シーンチェンジオブジェクトの長さの「2ぶんの1」のフレーム数、
つまり、2倍速で破片が砕け散って消えるようになります。
ページめくり
※ この動画より下にある “テキストと画像を使った「ページめくり」についての解説” は、
この動画での解説内容とほぼ同じものとなっています。
「ページめくり」を選択すると、
前の場面 から 次の場面 へ
ページがめくれる様にシーンチェンジが行えます。
「陰影」という項目では、
めくる側のページに付く影の濃さが設定できます。
「陰影」の値を大きくすると、
めくる側のページに付く影が濃くなります。
「奥行き」という項目では、
めくる側のページの奥行き感が設定できます。
「奥行き」の値を大きくすると、
めくる側のページが手前に伸びた状態になり、
奥行き感が強くなります。
「反転」にチェックを入れると、
右側のページをめくってシーンチェンジが行われます。