【 AviUtl の 使い方 】 テキスト・オブジェクト (字幕/テロップ/フォント/縁取り/スクロール etc…) (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
テキスト・オブジェクトは、
字幕 や テロップ などの文字の映像を作るためのオブジェクトです。
テキスト・オブジェクトは、
タイムライン上で右クリックして、
「メディアオブジェクトの追加」の中の「テキスト」をクリックする事で挿入できます。
挿入したばかりのテキスト・オブジェクトには、
何のテキスト(文字)も表示されません。
テキスト・オブジェクトで文字を表示するには、
挿入したテキスト・オブジェクトの設定ダイアログの下にある「テキスト入力欄」に、
表示させたいテキスト(文字)を入力します。
そうすると、
テキスト入力欄に入力したテキスト(文字) が映像として表示されます。
テキスト入力欄にカーソルがある状態で、
スペースキーを押せば空白が入力されて、
「Enter」キーを押せば改行出来ます。
また、テキスト・オブジェクトの設定ダイアログ画面の
などの項目も、
他のオブジェクトと同じ内容になっています。
フォントの種類 の 変更 (Font-Type の 変更)
テキスト・オブジェクトの
設定ダイアログの左下にあるプルダウンをクリックすると、
フォントの種類を変更する事が出来ます。
※ 選択できるフォントの種類は、
パソコン内にインストールされているフォントの種類となっています。
フォントの種類を選択すると、
テキストの書体が選択したフォントの書体になります。
文字化け
また、フォントの種類によっては、
日本語に対応していないものもあり、
そうしたフォントを選択すると、
「文字化け」といった現象が起こります。
※ 「文字化け」とは、
選択しているフォントの種類で、
対応していない言語の文字を入力した際などに、
別の文字や記号などを表示してしまう現象の事です。
また、日本語に対応しているフォントであっても、
特定の記号や文字には対応していないという事があり、
そうした記号や文字を入力すると、
その文字だけが「文字化け」してしまいます。
もし、選択したフォントの種類で、
「文字化け」が起こるようであれば、
別のフォントを選択しましょう。
サイズ (文字の大きさ)
テキスト・オブジェクトの
設定ダイアログの「サイズ」という項目では、
テキストの大きさが設定できます。
フォントの種類ごとに、
「サイズ」の値による文字の大きさは異なります。
「サイズ」と「拡大率」の違い
「拡大率」では、「サイズ」で設定した大きさの文字を、
無理やり引き延ばして拡大したり、
無理やり縮めて縮小したりするので、
「拡大率」でテキストの大きさを調節すると、
テキストの映像の画質が劣化してしまいます。
ですので、基本的には、
「サイズ」でテキストの大きさを調節しましょう。
テキスト(文字) の 色
テキスト・オブジェクトの
設定ダイアログの「文字色の設定」というボタンをクリックすると、
テキスト(文字)の色が設定できます。
テキストの色を「RGB値」で設定
テキストの色は、
「RGB値」で設定できます。
「RGB値」というのは、
光の三原色である「Red」「Green」「Blue」の 光の強さを表す値です。
パソコンやスマホの画面の画素(ピクセル)では、
「Red」「Green」「Blue」の光を組み合わせる事で、
様々な色を作り出します。
「Red」「Green」「Blue」の値は、
「0~255」の段階で設定出来て、
値が「0」の場合、
その光の色を全く含まないことになり、
値が「255」の場合、
その光の色を最大で含むことになります。
例えば、「Red」の値を「255」、
「Green」と「Blue」の値を「0」にした場合、
完全な赤色になります。
また、「Red」「Green」「Blue」の値を「0」にした場合、
完全な黒色になり、
「Red」「Green」「Blue」の値を「255」にした場合、完全な白色になります。
テキストの色を「色のパターン」で設定
「色の設定」画面の左側に表示されている色のパターンをクリックすれば、
テキストが その色になります。
テキストの色を「色相」・「彩度」・「明暗」で設定
「色の設定」画面の右側の輪っかの箇所をドラッグすると、
「色相」(色み) が 設定出来て、
四角形の箇所をドラッグすると、
色の「彩度」(色の鮮やかさ) と
「明度」(色の明るさ) が設定できます。
テキストの色を「スポイト」ボタンで抽出して設定
また、スポイトボタンをクリックして、
AviUtl の 各画面の どこかしらの箇所をクリックすれば、
クリックした箇所の色に設定する事が出来ます。
※ 色のパターンをクリックしたり、
色の「色相」「彩度」「明度」を設定したり、
スポイトボタンで色を抽出したりすると、
「RGB値」が、自動的に、
その色の値に設定されます。
「OK」ボタンをクリックすれば、
設定した色に変更されます。
テキスト(文字) の 縁取り / 影
テキスト・オブジェクトの
設定ダイアログ下の真ん中にあるプルダウンでは、
縁取り文字にしたり、
影付き文字にしたりする設定が行えます。
「標準文字」を選択した場合、
テキストに縁取りも影も付きません。
影付き文字
「影付き文字」を選択した場合、
テキストに影が付きます。
縁取り と 影 の色の設定
また、テキストに付ける影と縁取りの色は、
「影・縁色の設定」というボタンをクリックして、
「RGB値」で設定する事が出来ます。
影付き文字(薄)
「影付き文字(薄)」を選択した場合、
テキストに半透明の影が付きます。
「影付き文字(薄)」では、
半透明の影が付くので、
テキストの背景にある映像の色と混ざり合った影の色になります。
縁取り文字 / 縁取り文字(細)
「縁取り文字」を選択した場合、
テキストに縁が付いた状態になります。
「縁取り文字(細)」を選択した場合、
テキストに細い縁が付いた状態になります。
「縁取り」エフェクト と 「シャドー」エフェクト
テキスト・オブジェクトの設定ダイアログにおける縁取りと影の設定では、
縁取りの太さ や 影の濃さなど、
細かい設定を行うことが出来ません。
テキストに付ける縁取りの太さ や 影の濃さなどを細かく設定したい場合には、
「縁取り」と「シャドー」というエフェクトを追加しましょう。
「縁取り」エフェクトの使い方
「縁取り」エフェクトの
「サイズ」という項目では、
縁取りの太さが設定出来ます。
「縁色の設定」ボタンをクリックすれば、
縁色の設定が行えます。
「縁取り」エフェクトの
「ぼかし」という項目では、
縁のボヤけ度合いが設定できます。
また、「縁取り」を複数追加すれば、
2重に縁取りして、
強調した文字などを作る事が出来ます。
「シャドー」エフェクトの使い方
「シャドー」エフェクトの
「X」「Y」という項目では、
影の向きが設定出来ます。
「拡散」という項目では、
影のボヤケ度合いが設定できます。
「影色の設定」ボタンをクリックすれば、
影色の設定が行えます。
テキスト(文字) の アライメント (並び方・寄せ方)
テキスト・オブジェクトの
設定ダイアログの右下にあるプルダウンをクリックすると、
テキスト の アライメント (並び方・寄せ方) を設定する事が出来ます。
左寄せ[上]
「左寄せ[上]」を選択した場合、
テキストの枠線 の 左上の角が、
「XYZ」で指定している位置に配置されます。
※ テキスト・オブジェクトを選択した際に、
メインウィンドウに表示される枠線がテキストの範囲となっていて、
この枠線の左上の角が、
「XYZ」で指定している位置に配置されます。
例えば、「X」「Y」「Z」の値が「0」の場合、
テキストの枠線 の 左上の角が「XYZ」の「0」の位置に配置されます。
また、「左寄せ[上]」を選択している場合、
テキストの枠線 の 左上の角が、
「XYZ」の値の位置に固定され、
テキストの文字数を増やすと
右側に増えていき、
改行すると下に範囲が広がります。
中央揃え[上]
「中央揃え[上]」を選択している場合、
テキストの枠線 の 上線の中央が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
増えた文字数の長さに合わせて左右に範囲が広がり、
改行すると下に範囲が広がります。
右寄せ[上]
「右寄せ[上]」を選択した場合、
テキストの枠線 の 右上の角が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
左側に範囲が広がり、
改行すると下に範囲が広がります。
左寄せ[中]
「左寄せ[中]」を選択している場合、
テキストの枠線 の 左線の中央が「XYZ」の位置に配置・固定され、
文字数を増やすと右側に増えていき、
改行すると上下に範囲が広がります。
中央揃え[中]
「中央揃え[中]」を選択している場合、
テキストの枠線 の 縦横の中央が「XYZ」の位置に配置・固定され、
文字数を増やすと、
増えた文字数の長さに合わせて左右に範囲が広がり、
改行すると上下に範囲が広がります。
右寄せ[中]
「右寄せ[中]」を選択した場合、
テキストの枠線 の 右線の中央が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
左側に範囲が広がり、
改行すると上下に範囲が広がります。
左寄せ[下]
「左寄せ[下]」を選択している場合、
テキストの枠線 の 左下の角が「XYZ」の位置に配置・固定され、
文字数を増やすと右側に増えていき、
改行すると上に範囲が広がります。
中央揃え[下]
「中央揃え[下]」を選択している場合、
テキストの枠線 の 下線の中央が「XYZ」の位置に配置・固定され、
文字数を増やすと、
増えた文字数の長さに合わせて左右に範囲が広がり、
改行すると上に範囲が広がります。
右寄せ[下]
「右寄せ[下]」を選択した場合、
テキストの枠線 の 右下の角が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
左側に範囲が広がり、
改行すると上に範囲が広がります。
縦書 上寄[右]
「縦書 上寄[右]」を選択した場合、
テキストの枠線 の 右上の角が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
増やした文字が下に増えていき、
改行すると左に範囲が広がります。
縦書 中央[右]
「縦書 中央[右]」を選択している場合、
テキストの枠線 の 右線の中央が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
増えた文字数の長さに合わせて上下に広がり、
改行すると左に範囲が広がります。
縦書 下寄[右]
「縦書 下寄[右]」を選択した場合、
テキストの枠線の右下の角が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
上に範囲が広がり、
改行すると左に範囲が広がります。
縦書 上寄[中]
「縦書 上寄[中]」を選択した場合、
テキストの枠線 の 上線の中央が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
増やした文字が下に増えていき、
改行すると左右に範囲が広がります。
縦書 中央[中]
「縦書 中央[中]」を選択している場合、
テキストの枠線 の 縦横の中央が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
増えた文字数の長さに合わせて上下に広がり、
改行すると左右に範囲が広がります。
縦書 下寄[中]
「縦書 下寄[中]」を選択した場合、
テキストの枠線 の 下線の中央が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
上に範囲が広がり、
改行すると左右に範囲が広がります。
縦書 上寄[左]
「縦書 上寄[左]」を選択した場合、
テキストの枠線 の 左上の角が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
増やした文字が下に増えていき、
改行すると右に範囲が広がります。
縦書 中央[左]
「縦書 中央[左]」を選択している場合、
テキストの枠線 の 左の中央が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
増えた文字数の長さに合わせて上下に広がり、
改行すると右に範囲が広がります。
縦書 下寄[左]
「縦書 下寄[左]」を選択した場合、
テキストの枠線 の 左下の角が「XYZ」の位置に配置・固定され、
テキストの文字数を増やすと、
上に範囲が広がり、
改行すると右に範囲が広がります。
テキスト(文字) の 字間 / 行間 / 等間隔
テキスト・オブジェクトの設定ダイアログ右下にある「字間」・「行間」では、
テキストの字間と行間が設定できます。
字間
「字間」の値に半角数字で値を入力するか、
上下ボタンをクリックすれば、
テキストの字間が設定できます。
※ 「字間」の値によるテキストの間隔は、
フォントの種類や、
「サイズ」で設定した文字の大きさなどによって変わります。
等間隔モード
テキスト入力欄に入力している半角と全角の文字は字間が異なります。
半角と全角の文字の字間を同じ間隔にしたい場合には、
「詳細」ボタンをクリックして、
「等間隔モード」にチェックを入れましょう。
行間
「行間」の値に半角数字で値を入力するか、
上下ボタンをクリックすれば、
テキストの行間が設定できます。
※ 「行間」の値によるテキストの行の間隔も、
フォントの種類や、
「サイズ」で設定した文字の大きさなどによって変わります。
また、「詳細」ボタンをクリックして表示される画面の「文字間隔」と「行間隔」という項目は、
「字間」・「行間」と連動しています。
「高精度モード」・「滑らかにする」
ちなみに、「詳細」ボタンをクリックして表示される画面の「高精度モード」と「滑らかにする」というチェック項目は、
テキストの輪郭を奇麗に、
滑らかに描画するための項目です。
※ ただ、「高精度モード」と「滑らかにする」のチェック有り と チェック無し を見比べてみても、
かなり拡大した状態の文字じゃないと、
変化の違いが分かりません。
とりあえず、チェックを入れておいた方が
自然なテキストの輪郭になるので、
チェックを入れておくと良いと思います。
テキスト(文字) の 太字 (Bold) / 斜体 (Italic)
テキスト・オブジェクトの設定ダイアログ右下にある「B」と「I」というボタンでは、
テキスト の 太字 (Bold) と 斜体 (Italic) の 設定ができます。
「B」のボタンをクリックして押し込んだ状態にすると、
テキストが太字(Bold)になります。
「I」のボタンをクリックして押し込んだ状態にすると、
テキストが斜体(Italic)になります。
「B」と「I」のボタン両方を押し込んだ状態にすると、
テキストが太字で斜体になります。
表示速度 / オブジェクトの長さを自動当節
テキスト・オブジェクトの設定ダイアログの「表示速度」という項目では、
テキスト入力欄に入力している
テキスト1つ1つが、
徐々に表示されていく速度を設定する事が出来ます。
「表示速度」の値の単位は、
”1秒間に表示する文字数”
となっています。
例えば、「表示速度」の値を「1」に設定した場合、
1秒ごとに1文字ずつ表示されていきます。
「表示速度」の値を「2」に設定した場合、
1秒間に2文字ずつ表示されていきます。
※ つまり、「表示速度」の値が「2」の場合、
0.5秒ごとに1文字ずつ表示されていきます。
テキスト入力欄に入力した文字を全て表示し終わったら、
そのまま文字が表示された状態になります。
※ 逆に、「表示速度」で設定している ” テキスト入力欄に入力している文字数を表示させるのに必要な時間の長さ” より、
オブジェクトの長さが短い場合には、
入力されているテキストの途中までしか表示されません。
「表示速度」の設定のコツ
オブジェクトの先頭 から 特定のフレーム位置(時間)までにテキストを全て表示させ終わりたい場合には、
テキストを表示させ終わりたい位置にシークバーを移動した後、
「表示速度」の左右ボタンをクリックして、
「0.1」単位で値を増減させ、
シークバーがあるフレーム位置で、
全てのテキストが表示させ終わるように、
「表示速度」の値を微調整しましょう。
オブジェクトの長さを自動当節
設定ダイアログの
「オブジェクトの長さを自動調節」にチェックを入れると、
設定した「表示速度」の値で、
入力している全ての文字が表示され終わる長さにオブジェクトの長さが自動調節されます。
オブジェクトの先頭 から 特定のフレーム位置(時間)までに、
テキストを全て表示させて、
テキストが全て表示させられた後、
すぐにテキストが消えるようにしたい場合には、
「オブジェクトの長さを自動調節」にチェックを入れた状態で、
テキストが消えるようにしたい位置にシークバーを移動した後、
「表示速度」の左右ボタンをクリックして、
「0.1」単位で値を増減させ、
シークバーがあるフレーム位置にオブジェクトの最後尾が来るように調節しましょう。
「表示速度」を「直線移動」に設定
「表示速度」を「直線移動」に設定すると、
表示速度を徐々に早くしたり、
遅くしたりする事が出来ます。
※ ただ、「表示速度」を「直線移動」に設定した場合、
「オブジェクトの長さを自動調節」の機能は無効になります。
自動スクロール
テキスト・オブジェクトの
設定ダイアログの「自動スクロール」にチェックを入れると、
オブジェクトの先頭から終わりにかけてテキストが自動スクロールして消えていくようになります。
横書き の 横スクロール
テキストが横書きで、
1行の場合、
横にスクロールして消えていきます。
縦書き の 縦スクロール
テキストが縦書きで、
1行の場合、
縦にスクロールして消えていきます。
横書き の 縦スクロール
テキストが横書きで、
2行以上の場合、
縦にスクロールして消えていきます。
縦書き の 横スクロール
テキストが縦書きで、
2行以上の場合、
横にスクロールして消えていきます。
スクロール速度の調節
オブジェクトの先頭から終わりにかけて、
テキストが自動スクロールして消えるので、
オブジェクトの長さによって、
スクロールする速さが変化します。
「テキストのアライメント (寄せ方)」によるスクロールの違い
また、「左寄せ」・「中央揃え」・「右寄せ」、
「上寄」・「中央」・「下寄」によって、
スクロールの仕方が異なります。
ニコニコ動画のコメントのようにスクロールするテキストの作り方
ニコニコ動画のコメントのように、
画面外からテキストが現れるようにしたい場合には、
「左寄せ」(上・中・下) の いずれかを選択して、
テキストの枠線の左端が、
画面の左端にピッタリくっ付いた状態にして、
入力しているテキストが画面右端で見えなくなるように、
テキストの先頭にスペースを空けます。
そうすると、ニコニコ動画のコメントのように、
テキストが画面外から現れて、
画面外へ消えていくようになります。
映画のエンドロールのようにスクロールするテキストの作り方
映画のエンドロールのように、
画面下の外からテキストが現れるようにしたい場合には、
「左寄せ[上]」・「中央揃え[上]」・「右寄せ[上]」のいずれかを選択して、
テキストの枠線の上線が、
画面の上端にピッタリくっ付いた状態にして、
入力しているテキストが画面下端で見えなくなるように、
テキストの上の行から改行していきます。
そうすると、映画のエンドロールのように、
テキストが画面下から現れて、
画面上へ消えていくようになります。
「XYZ」を「直線移動」で変化させてスクロール
個人的には、
テキスト・オブジェクトの
「自動スクロール」機能を使用せずに、
「XYZ」を直線移動にして、
オブジェクトを移動させた方が、
微調整しやすいと思います。
文字毎に個別オブジェクト
テキスト・オブジェクトの設定ダイアログの
「文字毎に個別オブジェクト」にチェックを入れると、
各文字が個別に拡大縮小したり、
回転したりするようになります。
「文字毎に個別オブジェクト」にチェックを入れた状態で、
「拡大率」の値を変更すると、
1文字ずつ個別に拡大縮小するようになります。
「回転」の値を変更すると、
1文字ずつ個別で回転するようになります。
また、エフェクトなどを施す際にも、
1文字ずつ個別でエフェクトが
施されるようになります。
移動座標上に表示する
テキスト・オブジェクトの
設定ダイアログの「文字毎に個別オブジェクト」にチェックを入れると、
「移動座標上に表示する」というチェック項目が表示されます。
「移動座標上に表示する」にチェックを入れた状態で、
「XYZ」を「直線移動」などに設定すると、
オブジェクトの先頭から終わりにかけて移動していく移動線上に、
テキストが配置されます。
曲線上にテキストを並べる – 中間点を追加して「曲線移動」に設定
オブジェクトに中間点を追加して、「加減速移動」や「曲線移動」などで曲線を描くようにした場合、
移動曲線上にテキストが配置されます。
「移動座標上に表示する」と「表示速度」の合わせ技
移動座標上にテキストを表示して、
「表示速度」の値を設定すれば、
その移動座標上にテキストが現れるようになります。
「移動座標上に表示する」と「自動スクロール」」の合わせ技
「自動スクロール」にチェックを入れれば、
その移動座標上で自動スクロールします。
「移動座標上に表示する」と「自動スクロール」の少し複雑な複合技
オブジェクトに中間点を2つ追加して、
オブジェクトの先頭の座標位置を画面左端に設置、
オブジェクトの最後尾における座標位置を画面右奥に設置して、
テキストが画面右端で見えなくなるくらいに、
テキストの先頭にスペースを入れると、
テキストが移動座標上を辿って、
画面外から自動スクロールしてくる映像などが作れます。