【 AviUtl の 使い方 】 ライン(移動軌跡) (カスタムオブジェクト)

例えば、「XY」を「直線移動」に設定して、

「X」の左の値を「0」、
右の値を「400」、
「Y」の左の値を「0」、
右の値を「200」に設定すると、

XY座標の「0」地点から、
X軸の「400」(px)、
Y軸の「200」(px)の位置へ線が引かれていきます。

また、オブジェクトに中間点を追加して、
「XY」を「曲線移動」に設定した場合に、
3点を移動する様にすれば、

曲線状に線が引かれていきます。

「ライン(移動軌跡)」の「拡大率」は、
他のオブジェクトと同じですが、

「透明度」の値を大きくして透明化すると、
まず先に、先端の部分が透明化して、その後、線の部分が透明化します。

また、「回転」を調節すると、
線の起点位置を回転軸として回転します。

「ライン幅」という項目では、
線の太さが設定できます。

「先端」という項目では、
先端の図形の大きさが調節できます。

「固定速度」という項目では、オブジェクトの長さや中間点の間隔などに関係なく、
一定の速度で線を引いていくように設定できます。

「固定速度」の値を「10」などに設定すると、
オブジェクトの長さや中間点の間隔などに関係なく、
一定の速度で線が引かれます。

また、「固定速度」の値が「1」のように小さいと、
線が最後の地点まで引かれない事があるので、
適度な値に設定しましょう。

「描画間隔」という項目では、
線をドットの状態にする設定が行えます。

「描画間隔」の値を「100」くらいにすると、
線がドットの状態になります。

「描画間隔」の値を大きくしていくほど、
ドットの間隔が広がり、
ドットの数が少なくなります。

「描画間隔」の値が「0」の場合、
ドット同士の間隔が最も小さい状態になります。

設定ダイアログ左下の「設定」ボタンをクリックすると、
ライン(移動軌跡)の様々な設定が行えます。

「色」という項目では、
線と先端図形の色が設定できます。

「先端図形」という項目では、
線の先端にある図形の種類を変更出来ます。

「先端位置補正」という項目では、
先端図形の位置を微調整する事が出来ます。

「先端位置補正」の値を小さくすると、
先端図形が線の先っぽに食い込む感じになります。

「先端位置補正」の値を大きくすると、
先端図形が線の先っぽから離れていくようになります。

「最小間隔(dot)」という項目では、
ドット同士の最小間隔がピクセル単位で設定できます。

「最小間隔(dot)」の値を「50」にすると、

「描画間隔」の値を「0」にしても、
ドット同士が「50px」離れた状態になります。

「主線描画(%)」という項目では、
ドットの大きさを「%」単位で設定できます。

「主線描画(%)」の値を「200」にすると、
ドットの大きさが2倍になります。

「補助描画(%)」という項目では、
ドット同士の隙間に描画する補助線の太さを「%」単位で設定できます。

「補助描画(%)」の値を「50」にすると、

ドットの大きさの「50%」の幅の太さで、
ドット同士の隙間に補助線が引かれます。