【 AviUtl の 使い方 】 ランダム小物配置(カメラ制御) (カスタムオブジェクト) (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
「カスタムオブジェクト」の設定ダイアログ左下にあるプルダウンをクリックして、
「ランダム小物配置(カメラ制御)」を選択すると、
球体や図形、立方体などを3D空間にランダムに配置した映像が作れます。
※ ランダム配置する球体や図形の種類は、
「形状」という項目で設定できます。
※ また、ランダム配置する球体や図形は、
初期状態だと、自動回転するようになっていますが、
「設定」ボタンをクリックして、
「回転速度」の値を「0」にすれば、
静止した状態になります。
「ランダム小物配置(カメラ制御)」は、
3D空間に球体などを配置して映像を作るので、
「XYZ」を調節すると、
ランダムに配置された球体などの3D空間における位置が変化します。
「拡大率」では、
球体などの1つ1つの大きさが拡大縮小されます。
「回転」の値を調節すると、
球体や図形など 1つ1つが回転します。
※ 「透明度」は、他のオブジェクトと同じになっています。
「カメラ制御」を使って、
ランダム配置された球体などの映像を撮るカメラの視点を変化させると、
球体や図形の映像が3Dの映像として変化します。
「拡張描画」に切り替えて、
「X軸」「Y軸」「Z軸」で回転させると、
球体や図形 1つ1つが立体的に回転します。
また、「ランダム小物配置」は、
カスタムオブジェクトを、
どのレイヤーに挿入しているかによって、
3D空間に配置される球体や図形などの位置が変化しますので注意しましょう。
ランダム小物配置(カメラ制御)の調節(数 / 範囲 / サイズ / 形状)
数
「数」という項目では、
3D空間に配置される球体などの数が設定できます。
※ ただ、球体などの数を増やすと、
AviUtlの処理が少し重くなります。
範囲
「範囲」という項目では、
球体などを配置する3D空間の範囲をピクセル単位で設定できます。
「範囲」の値を「2000」に設定すると、
「X軸」「Y軸」「Z軸」の「-2000~2000」の範囲に球体などが配置されるようになります。
サイズ
「サイズ」という項目では、
球体などの1つ1つの大きさが調節できます。
形状
「形状」という項目では、
球体や図形の形状が設定できます。
「形状」の値が「0」の時は「球体」、
「形状」の値が「1」の時は「正三角形」、
「形状」の値が「2」の時は「正方形」、
「形状」の値が「3」の時は「星型」、
「形状」の値が「4」の時は、
「三角形」や「四角形」などが混ぜこぜ、
「形状」の値が「5」の時は「立方体」、
「形状」の値が「6」の時は「八面体」、
となっています。
※ 図形や立方体などが見づらい場合には、
「カメラ制御」オブジェクトに「シャドー(カメラ制御)」エフェクトを追加すれば、
図形や立方体などに影が付いて、
どういった形なのか見えやすくなります。
※ また、「形状」の値が「5」と「6」の場合、
「拡大率」と「回転」は無効となり、
「形状」の値が「4」の時は、
「拡大率」は有効ですが、「回転」は無効となります。
ランダム小物配置(カメラ制御)の設定 (色 / 回転速度 / ランダム色)
設定ダイアログ左下の「設定」ボタンをクリックすると、
配置する球体や図形などの色が設定できます。
色
「色」という項目では、
球体などの色が設定できます。
※ 球体などの色は、
設定ダイアログの「色」ボタンから変更する事も出来ます。
回転速度
「回転速度」という項目では、
球体や図形が自動回転する速度が設定できます。
「回転速度」の値を大きくするほど、
球体や図形が自動回転する速度が速くなり、
「回転速度」の値を「0」にすると、
球体や図形が回転せず、
静止した状態になります。
ランダム色
「ランダム色」という項目にチェックを入れると、
図形や立方体にランダムに色が付けられてカラフルになります。