Domino (ドミノ) の 使い方 ~ ファイルの保存 ~ (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
Dominoで作成した「MIDIデータ」 (ノートやVelocity・Pitch Bendなどのデータ) をファイルとして保存する方法を解説します。
「Dominoのプロジェクトファイル」として保存すると、打ち込んだMIDIデータ以外にも、Domino独自の機能に関するデータも保存されます。
ただ、「Dominoのプロジェクトファイル」は、Dominoのみで使用可能なファイルとなりますので、
Domino以外のMIDIシーケンサーソフトやDAWソフトなど、他のソフトで開いたり、読み込んだりする事はできません。
「MIDIファイル」として保存すると、MIDIファイルを扱う事が出来るソフトで開いたり読み込んだりして、編集を行う事も出来ます。
ただ、「MIDIファイル」として保存した場合は、Domino独自の機能(オニオンスキン機能など)に関するデータの内容は保存されません。
ですので、どちらのファイルとして保存するかは、
”そのファイルをどういった目的で使用するのか?” によって選択する事になりますが、
「Dominoのプロジェクトファイル」と「MIDIファイル」、両方とも、データ量は小さいので両方とも保存しておけば問題ないと思います。
※ DAWソフトとDominoを連携して使用する際には、
DAW側でMIDIファイル(またはMIDIアイテムなど)として保存されるので、
Domino側でMIDIファイルとして保存することは基本的になく、
MIDIファイルへの上書き保存のみ行います。
Domino(ドミノ) のプロジェクトファイルとして保存する方法
それでは、まず、「Dominoのプロジェクトファイル」として保存する方法を解説していきます。
そうすると、ファイルの保存場所を指定するためのエクスプローラー画面が表示されるので、
画面の上にある「保存する場所」の横にあるプルダウンメニューをクリックして、
保存する場所(フォルダ)を指定します。
※ とりあえず、「デスクトップ」を保存先に指定した状態で解説を進めます。

保存先を指定したら、
ファイル名を付けます。
※ 何のファイルなのかご自身が判別できるファイル名にしましょう。
MIDIファイルとして保存する方法
それでは次に、「MIDIファイル」として保存する方法を解説していきます。
先ほどと同じように、ファイルの保存場所を指定するためのエクスプローラー画面が表示されるので、
画面の上にある「保存する場所」の横にあるプルダウンメニューをクリックして、
保存する場所(フォルダ)を指定したら、
ファイル名を付けて、
「保存」ボタンをクリックします。
※ Dominoのプロジェクトファイルは「ファイル名.dms」(拡張子 = dms)となり、MIDIファイルは「ファイル名.mid」(拡張子 = mid)になります。
※ 「拡張子」というのは、
ファイルを識別するためにファイル名の後に付く「.」(ドット)の後の文字の事で、
「MIDIファイル」の場合には、「ファイル名.mid」の「.mid」の部分が「拡張子」となります。
ファイルに「.mid」という「拡張子」が付けられている事で、
”このファイルはMIDIデータのファイルですよ~” という事がパソコン内で識別されます。
※ また、MIDIファイルの拡張子には「ファイル名.smf」(smf)という種類がありますが、
「ファイル名.mid」とファイルの中身は同じで、同じようにMIDIを扱えるソフトで開いたり編集したりできます。
ただ、Dominoでは、「.smf」ファイルを読み込むことが出来ないので、「.smf」ファイルの拡張子を「.mid」に変更してから、Dominoで開くようにしましょう。
Domino(ドミノ)のプロジェクトファイルとMIDIファイルの読み込み
それでは最後に、DominoのプロジェクトファイルとMIDIファイルをDominoに読み込む方法について解説します。
※ Dominoで「MIDIファイル」を開く際にも、
「メニューバー」の「ファイル」⇒「開く」
をクリックして読み込むファイルを選択しますが、
Dominoで「MIDIファイル」を読み込む際には、
「MIDIデータを解析して~~~しますか?」
という画面が表示されるので、「いいえ」をクリックして閉じて大丈夫です。