Domino (ドミノ) の 使い方 ~ 操作画面の名称と説明 ~ ( Dominoのダウンロードとインストール、MIDI入出力設定と使い方 ) その 3

Domino (ドミノ) の 使い方 ~ 操作画面の名称と説明 ~     (テキストと画像での解説)

※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。

Dominoの使用方法を覚えるには、Dominoの操作画面の各エリアにおける機能と役割を知っておくと楽なので、
まず、操作画面の各エリアにおける機能と役割について解説していきます。

各操作画面の名称と役割

メインツールバーはMIDIファイルなどの保存や、打ち込んだMIDIデータの再生を行うエリア
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このエリアは「メインツールバー」といって、
ファイルの保存や、打ち込んだMIDIデータの再生に必要なボタンなどが配置されています。

エディットツールバーはMIDIデータの編集を行うためのボタンがあるエリア
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このエリアは「エディットツールバー」といい、
MIDIデータの編集や、様々な作業に必要なボタンが配置されています。

マークバーは打ち込んだMIDIデータの位置をマークするためのエリア
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このエリアは「マークバー」といい、
打ち込んだMIDIデータの場所をマークしたり、
マーク場所へ移動するために利用します。

カレントトラックバーは作業中のトラックの状態を確認するためのエリア
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このエリアは「トラックモニターバー」といい、
カレントトラック(現在作業中のトラック)の状態をモニター(観察)するためのエリアです。

トラックセレクトペインはMIDIデータの打ち込みを行うトラックを選択するためのエリア
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左側にあるエリアは、
「トラックセレクトペイン」といって、

MIDIデータの入力や編集を行うトラックを選択するためのエリアです。

イベントリストペインは選択中のトラックに打ち込んだMIDIデータの情報を表示するエリア
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その右側のエリアは「イベントリストペイン」といって、

現在作業を行っているトラックに打ち込まれているMIDIデータなどの情報が表示されます。

ピアノロールはノートを打ち込んだり編集したりするためのエリア
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ピアノの鍵盤とマス目があるエリアは「ピアノロール」といって、

楽譜で言うところの五線譜にあたり、音符としての役割となるノートを打ち込むためのエリアです。

ピアノロールの上にある数字は、小節の位置を表している
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ピアノロールの上の部分に、
「1 Setup」  「2 Start」
と書かれている箇所があります。
この数字は五線譜の小節にあたります。
「1」は1小節目、「2」は2小節目を表しています。

ピアノロールのマス目はデフォルトでは四分音符になっている
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そして、小節の中にあるマス目1つが「1拍」(動画では4分音符)にあたります。

少し見えずらいですが、
右上に「3」と書かれています。

3小節目まで4マスあるので、今現在、ピアノロールの画面は、”四分の四拍子” として表示されているという事です。

※ 「ピアノロール」に関する記事ページで解説しますが、
”拍子の表示を、4/4拍子から3/4拍子などに変更する” 事も可能です。

イベントグラフペインはピッチベンド(Pitch Bend)やベロシティ(Velocity)などを調節するためのエリア
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「ピアノロール」の下のエリアは「イベントグラフペイン」といって、

打ち込んだノート(音符)の
音の強弱や音程の状態などをグラフで表示させて、
そのグラフをドラッグして編集するためのエリアです。

以上が、Dominoの画面上における各エリアの名称と機能・役割です。

Dominoの操作画面の各エリアの名称
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「かなり多くのことを覚えなければいけないんだな~」と思われるかもしれませんが、
実際に、「Domino」を使用する際には、使うエリアと、その中で使うボタンなどは限られています。

DominoでのMIDI打ち込みと編集作業で使用するエリアとボタン

MIDIデータの打ち込みと編集作業で使用するのは、

メインツールバーで使用するのは再生ボタンなど
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「メインツールバー」の再生や停止に関するボタン

エディットツールバーで使用するのは、ペンツールや選択ツールなどのボタン
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「エディットツールバー」の編集ツールに関するボタン

トラックセレクトペインではトラックを選択するだけ
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「トラックセレクトペイン」でのトラック選択

イベントリストペインではBPM(テンポ)の変更や拍子の表示の変更を行う
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「イベントリストペイン」でのテンポ(BPM)や拍子の表示変更

ピアノロールではノートを打ち込む
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ノート(音符)を打ち込む「ピアノロール」

イベントグラフペインでは、ベロシティ(音の強弱)とピッチベンド(音程の滑らかな変化)の調節
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そして、「イベントグラフペイン」で音の強弱や音程の変化などを編集

といったように、今挙げたエリアやボタンくらいしか使いません。

DAWと連携してDominoを使う場合、再生ツール・編集ツール・ピアノロール・イベントグラフペインだけ使用する
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※ また、DAWから外部MIDIシーケンサーとして「Domino」を使用する場合には、

メインツールの再生ボタンや、
エディットツールの編集ツールのボタン、

ピアノロールとイベントグラフペインくらいしか使用する事は無く、他のエリアは使用する事があまり無いと思います。

Domino画面の各エリアは端をドラッグして拡大伸縮できる
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また、これらの各エリアは、各エリアの端をドラッグして動かすと、表示領域を拡大縮小する事が出来ます。

Dominoのピアノロール画面のマス目は、右下にある「+」ボタンと「-」ボタンをクリックして拡大縮小出来る
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「ピアノロール」と「イベントグラフペイン」に関しても、
右端にある 「+」 「-」 ボタンで画面を拡大縮小する事が出来ます。

※ 上にある「+」「-」ボタンでは、”縦” の拡大縮小を行い、

下にある「+」「-」ボタンでは、”横” の拡大縮小を行います。

Dominoの編集画面が見づらい場合には、各エリアの表示領域や、画面の拡大縮小を行い、自分の使いやすい大きさに調節しましょう。

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