使い方

GIMP(ギンプ)では、背景の透明な箇所を削除したキャンバスサイズの画像にしたり、「被写体の上下左右の範囲」に合わせたキャンバスサイズの画像にしたりして、被写体を切り抜きした状態の画像にする編集が簡単に行えます。

GIMP(ギンプ)で、画像の背景を透過したり、画像の一部だけ透明化したりしたい場合には、画像にアルファチャンネル(透明度情報)が含まれているかを確認して、アルファチャンネルが含まれていない場合には、アルファチャンネルを追加する必要があります。

GIMP(ギンプ)の「矩形選択ツール」では、四角形状に範囲選択が行えて、「ファジー選択ツール」では、特定の色の範囲だけを選択する事が出来ます。そして、範囲選択した箇所だけをトリミング(切り取り)したり、塗りつぶしたりする事が出来ます。

GIMPのツールボックスで塗りつぶしツールをクリックして選択すると、背景や特定範囲を、設定した色や柄に塗り潰すことが出来ます。塗りつぶし色と柄のパターンは、「描画色」「背景色」「パターン」の3種類で設定する事が出来ます。

GIMP(ギンプ)のツールボックスの鉛筆ツールをクリックして選択すると、線を描画する事が出来ます。鉛筆ツールを選択すると、ツールオプションの各項目が鉛筆ツール用の設定項目に変わり、各項目のパラメーターを左右にドラッグする事で値を変更できます。

GIMP(ギンプ)に画像を読み込む方法は2つあって、ファイル項目の「開く/インポート」をクリックして、表示されたエクスプローラー画面で読み込む画像をダブルクリックする方法と、GIMPのメインウィンドウ画面に画像ファイルをドラッグ&ドロップする方法があります。

GIMP(ギンプ) で新しく画像を作成するには、メニューバーの「ファイル」項目の中にある「新しい画像」をクリックします。GIMPのプロジェクトファイル(～.xcf)を保存するには、メニューバーの「ファイル」項目の中にある「保存」、または、「名前を付けて保存」をクリックします。

無料の画像編集ソフト「GIMP」(ギンプ) は、初期状態だと操作画面が別々に分かれていますが、「シングルウィンドウモード」にすることで、各操作画面を1つの画面にまとめた状態に設定する事が出来ます。

GIMP(ギンプ)の操作画面はツールボックス/ツールオプション/ドッグ/メインウィンドウという画面に分かれています。GIMPの使い方を覚えるには、まず、操作画面の名称と役割を覚えましょう。