【MMDの使い方】Vsqファイルの読み込みによるリップシンク (口パク) (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
MMDには、「Vsqファイル」を読み込んで、
リップシンクさせる機能があります。
※ 「Vsqファイル」というのは、
「Vocaloid2 Sequence ファイル」の略語で、
「初音ミク」などのキャラクターで有名な
VOCALOID2シリーズで作った発声データを保存する
ファイル形式の事です。
※ また、リップシンクというのは、
映像作品やアニメーション作品における
登場人物の口の動きとセリフを合わせる事です。
ボーカロイドソフトなどの歌声合成ソフトで作った「Vsqファイル」をMMDに読み込む事で、
読み込んだ「Vsqファイル」の発生データに合わせて、
モデルの口がパクパク動くようにキーが登録されます。
Vsqファイルの読み込み
口パクのタイミングを合わせる
ただ、読み込んだ「Vsqファイル」の発声データによる口パクし始めるタイミングと、
MMDに読み込んでいる「Wavファイル」の音声データの歌い出しのフレーム位置がズレている事があります。
そのような場合は、”「Vsqファイル」を読み込む事で登録されたキー”を移動させて、
歌い出すタイミング と 口パクし始めるフレーム位置 を合わせる必要があります。
歌い出すタイミング と 口パクし始めるフレーム位置 を合わせるには、
まず、「Vsqファイル」を読み込む事で登録されたキーを全て選択状態にした後、
「コピー」を行い、
いったんキーを全て削除します。
そうすると、歌に合わせて、
モデルのクチがパクパクと動くようになります。
再生してみると、
こんな感じになります。
※ また、口パクし始めるタイミングと、
歌い出しのタイミングが、
少しだけズレているという場合には、
リップシンク用の全てのキーを選択状態にしてドラッグすれば、
一括でキーを前後に移動させられるので、
全てのキーをまとめて少しだけ前か後ろに移動させて、
歌い出しのタイミング と リップシンクのタイミング を調整しましょう。
※ また、当たり前かもしれませんが、
MMDに読み込んでいる「Wavファイル」の歌声を作った際の「Vsqファイル」を読み込んでいない場合、
そもそも、まったく別の口の動きになるので、
歌い出し と 口パクし始めのタイミングを合わせても、
その後のリップシンクの動きが歌声と合わなくなりますので、
その点も注意してください。
Vsqファイル読み込みによるリップシンクの注意点
ここまでに解説したように、MMDに「Vsqファイル」を読み込む事で、
読み込んだ「Vsqファイル」の発声データに合わせて、
モデルの口がパクパク動くようにキー登録する事が出来ます。
ですので、「ざっくりと口が歌詞に合わせて動かせれば良い」という場合には、
「Vsqファイル」を読み込んでリップシンクを行い、

それでは以上で、” Vsqファイル読み込みによるリップシンク ” の解説は終了となります。
お疲れ様でした!! m(^ ^)m
※ 映像を作成する際に使用しているMMDのモデルデータは、マウスコンピューターさんのゲーミングPCブランド「G-Tune」のキャラクターである「Tuneちゃん」や「Tuneちゃんの家」、「G-Tune製品などのMMDモデルデータを使用しています。