【AviUtl】色ずれ (エフェクトの使い方)

【AviUtl】色ずれ (エフェクトの使い方)     (テキストと画像での解説)

※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。

AviUtlの色ずれエフェクトを追加する

「色ずれ」エフェクトは、
オブジェクトの映像の色を「光の三原色」(赤・緑・青)に分離する事が出来るエフェクトです。

「色ずれ」の説明

パソコンやスマホのディスプレイ画面に映し出す画像や映像の色は、
光の三原色である「RGB」、
つまり、「赤」(Red)・「緑」(Green)・「青」(Blue)の色を混ぜ合わせる事で作られています。

「色ずれ」では、オブジェクトの映像を作るために混ぜ合わさっている「光の三原色」の色を、
別々に分離する事が出来ます。

例えば、白色は、光の三原色の3色が混ぜ合わさる事で作られるので、
「色ずれ」エフェクトの「ずれ幅」という項目の値を大きくすると、

白色の図形の色を構成している赤・緑・青に分けられて、
このように、三原色それぞれの図形が現れます。

このように、「色ずれ」というエフェクトでは、
オブジェクトの映像の色を、光の三原色に分離する事が出来ます。

また、今、図形オブジェクトで「色ずれ」エフェクトを適用していますが、
画像オブジェクトの場合には、このように面白い感じになります。

「ずれ幅」の調節

「ずれ幅」の値はピクセル単位で調節

「ずれ幅」という項目では、
オブジェクトを三原色に分離する際の「ずれ幅」をピクセル単位で調節する事が出来ます。

「角度」の調節

「角度」という項目では、
色ずれする方向を角度単位で調節する事が出来ます。

「角度」の値を「90」に設定すると、
時計回りに90度移動した位置へ色ずれします。

「強さ」の調節

「強さ」という項目では、本来の映像と、
色ずれで現れる映像の「表示の濃さの度合い」を調節できます。

「強さ」の値を小さくしていくと、
真ん中にある本来の映像の表示が濃くなっていきます。

「強さ」の値を大きくしていくと、本来の映像と
色ずれで現れる映像の「表示の濃さ」が均等になっていきます。

色ずれの種類

「色ずれの種類」というプルダウンメニューでは、
色ずれさせる三原色の順番を入れ替える事が出来ます。

「色ずれ」エフェクトは使い方も簡単で、
サイケデリックな映像が作れたりするので、
色々と試してみると面白いと思います。

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