【 AviUtl の 使い方 】 レンズフレア (カスタムオブジェクト) (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
「カスタムオブジェクト」の設定ダイアログ左下にあるプルダウンをクリックして、
「レンズフレア」を選択すると、
レンズフレアの映像が作れます。
※ 「レンズフレア」というのは、
太陽のように光が強い光源がある景色をカメラで撮影した際などに、
光源の光が カメラのレンズ内で反射して発生する「閃光」や「拡散光」などの事です。
カスタムオブジェクトの「レンズフレア」は、
「光芒」「光輪」「虹輪」という3つのパーツで構成されています。
「レンズフレア」の「XYZ」と「回転」は、
他のオブジェクトと同じ内容になっていますが、
「拡大率」を調節しても、
「光輪」の大きさだけ変化して、
「光芒」と「虹輪」の大きさは変化せず、
「透明度」の値を調節すると、レンズフレア全体が透明になりつつ、
「光芒」の大きさが縮小します。
また、再生すると、光芒の光のスジなどが
自動でランダムに変化します。
レンズフレアの調節 (方向X / 方向Y / サイズ)
方向X
「方向X」という項目では、
「光輪」と「虹輪」のX軸方向に対しての向きが設定できます。
「方向X」の値をプラスに大きくすると、
X軸のプラス方向に移動して、
「方向X」の値をマイナスに大きくすると、
X軸のマイナス方向に移動します。
方向Y
「方向Y」という項目では、
「光輪」と「虹輪」のY軸方向に対しての向きが設定できます。
「方向Y」の値をプラスに大きくすると、
Y軸のプラス方向に移動して、
「方向Y」の値をマイナスに大きくすると、
Y軸のマイナス方向に移動します。
サイズ
「サイズ」という項目では、
レンズフレアの大きさが調節できます。
レンズフレアの設定
「設定」ボタンをクリックすると、
レンズフレアの細かい設定が行えます。
光芒強さ
「光芒強さ」という項目の値を大きくすると、
「光芒」の光のスジがハッキリと表示されます。
※ 「光芒強さ」の値を「8」以上にすると、
非表示の状態になります。
虹輪強さ
「虹輪強さ」という項目の値を大きくすると、
「虹輪」の光がハッキリと表示されます。
※ 「虹輪強さ」の値を「8」以上にすると、
非表示の状態になります。
光輪強さ
「光輪強さ」という項目の値を大きくすると、
「光輪」の光が強くなります。
光芒長さ
「光芒長さ」という項目の値を大きくすると、
「光芒」の光のスジが長くなります。
ただ、「光芒長さ」の値を大きくして、
「光芒」の光のスジを長くすると、
光のスジが細くなって見えづらくなるので、
「光芒」の光のスジを伸ばす場合、「光芒強さ」の値を大きくして、
「光芒」の光のスジをハッキリと表示させるようにしましょう。
光芒数
「光芒数」という項目の値を大きくすると、
「光芒」の光のスジの数が多くなります。
光芒拡大率
「光芒拡大率」という項目の値を大きくすると、
「光芒」が大きくなります。
光輪拡大率
「光輪拡大率」という項目の値を大きくすると、
「光輪」が大きくなります。
虹輪拡大率
「虹輪拡大率」という項目の値を大きくすると、
「虹輪」が大きくなります。
虹輪開閉率
「虹輪開閉率」という項目の値を大きくすると、
「虹輪」が広がった状態になります。
虹輪数
「虹輪数」という項目では、虹輪の数が設定できます。
光芒速度変化
「光芒変化速度」という項目の値を大きくすると、
再生した際に、
「光芒」が自動でランダムに変化する速度が速くなります。
点滅
「点滅」という項目の値を大きくすると、
「光芒」「光輪」「虹輪」の点灯と消灯の割合で、
消灯の方が増えた状態になります。
※ 「点滅」の値を「1」以上にすると、
消灯している時間が長くなりすぎるので、
「1」以下の値で設定すると良いと思います。
光芒色
「光芒色」という項目では、
光芒の色が設定できます。
※ 「光芒」の色は、
設定ダイアログの「色」ボタンでも変更する事が出来ます。
形状
「形状」という項目では、
「光輪」の形状が設定できます。
形状角度
「形状角度」という項目では、「光輪」の角度が設定できます。
光輪スクリーン合成
「光輪スクリーン合成」という項目にチェックを入れると、
「光輪」の色が、
「光芒」の色 や 背景色 と合成された色になります。