【 AviUtl の 使い方 】 画像ファイル・オブジェクト (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
画像ファイル・オブジェクトは、
画像ファイルの画像データを読み込むためのオブジェクトです。
背景が透明な画像の扱い
エフェクトを施す際には、画像の実際の範囲に注意する
そのままの状態で画像を扱う場合には、
画像の実際の範囲に注意する必要はありませんが、
エフェクトを施す場合などには、
少し注意する必要があります。
例えば、「画像ループ」というエフェクトでは、
画像などを縦横に陳列させる事が出来るのですが、
「画像ループ」で画像を縦横に陳列した際に、
透明な背景の箇所も含めた「画像サイズ」の範囲で縦横に陳列するので、
実際に表示されている人物や生き物と、
画像サイズを表す枠線との間に
透明な範囲がある場合には、
実際に表示されている人物や生き物などが、
ピッタリくっ付いた状態にはなりません。
また、「波紋」というエフェクトでは、
映像を波立たせる事が出来るのですが、
「波紋」で画像を波立たせた際に、
波立った映像が表示される領域は、
「画像サイズ」の範囲までとなっていて、
「画像サイズ」の枠線の箇所で、
波立った映像が途切れてしまいます。
ですので、背景が透明な画像に対してエフェクトを施す際には、
その画像の実際の範囲に注意して、
エフェクトを施すようにしましょう。
クリッピング と 領域拡張 というエフェクトを使う
「画像ループ」で、
人物などがピッタリくっ付いている状態にしたい場合には、
「画像ループ」の前に、
「クリッピング」というエフェクトを追加して、
「クリッピング」エフェクトで
上下左右の透明な余白部分を切り取った後に、
「画像ループ」で縦横に陳列させましょう。