AviUtl の 設定 (最大画像サイズ/最大フレーム数/キャッシュサイズ etc…)

  1. AviUtl の 設定 (最大画像サイズ/最大フレーム数/キャッシュサイズ etc…)     (テキストと画像での解説)
    1. メインウィンドウを拡大縮小した時に、映像の表示も一緒に拡大縮小させる設定
    2. 「システムの設定」画面での設定
    3. 「最大画像サイズ」の設定
      1. 「最大画像サイズ」の値が大き過ぎると「メモリの確保に失敗しました」と表示される
      2. プロジェクト作成後なら「最大画像サイズ」より大きい画像サイズでも読み込めるけど注意が必要
      3. 「最大画像サイズ」の設定値と設定範囲
      4. 「システムの設定」画面の各設定項目を変更したら、「AviUtl」を再起動させる
    4. 「最大フレーム数」の設定
      1. 「最大フレーム数」の設定値と設定範囲
    5. 「キャッシュサイズ」の設定
      1. 「キャッシュサイズ」の設定値と設定範囲
    6. 「リサイズ設定の解像度リスト」の設定
      1. 「リサイズ設定の解像度リスト」に解像度を追加する
    7. 「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」というチェック項目
    8. 「編集のレジューム機能を有効」というチェック項目
      1. 「編集中のレジューム機能を有効」にチェックを入れた場合の注意点
    9. 「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」というチェック項目
    10. 「システムの設定」画面で変更した設定内容を適用させる
      1. 「システムの設定」画面のその他の設定項目の内容を確認

AviUtl の 設定 (最大画像サイズ/最大フレーム数/キャッシュサイズ etc…)     (テキストと画像での解説)

※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。

「AviUtl」が使いやすくなる基本的な設定について紹介します。

メインウィンドウを拡大縮小した時に、映像の表示も一緒に拡大縮小させる設定

「拡大表示」の「Window Size」をクリックする
「Window Size」にチェックが入った状態

まず、メニューバーの「表示」の「拡大表示」の中にある「Window Size」をクリックして、
チェックが入っている状態にします。

メインウィンドウと一緒に映像も拡大縮小される

そうすると、メインウィンドウ画面の端をドラッグして、
メインウィンドウ画面の表示領域を広げたり縮めたりした際に、

メインウィンドウ画面に表示されている映像も一緒に拡大縮小されるようになります。

メインウィンドウを拡大縮小しても解像度に変化はない

※ メインウィンドウ画面の表示領域を拡大縮小しても、
プロジェクトの画像サイズ (動画の解像度) は変化しません。

「システムの設定」画面での設定

「システムの設定」をクリックする

次に、メニューバーの「ファイル」の「環境設定」の「システムの設定」をクリックします。

「システムの設定」画面

「システムの設定」画面では、
「AviUtl」の様々な設定が行えます。

「AviUtl」の「version1.10」からは「システムの設定」が初期設定のままでも、
「AviUtl」が快適に使える設定になっているので、

基本的には、初期設定のままでも問題ないと思います。

「最大画像サイズ」・「キャッシュサイズ」・「最大フレーム数」

ただ、

  • 「最大画像サイズ」
  • 「最大フレーム数」
  • 「キャッシュサイズ」
  • 「リサイズ設定の解像度」

という設定項目については、

設定を変更しないと動画編集が行えない事があると思いますので、
これらの設定項目について解説していきます。

「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」

また、

  • 「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」
  • 「編集のレジューム機能を有効」
  • 「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」

という3つのチェック項目には、
チェックを入れた方が良いと思いますので、

この3つのチェック項目についても解説していきます。

「最大画像サイズ」の設定

「最大画像サイズ」の設定

「最大画像サイズ」という項目では、
「AviUtl」に読み込める動画ファイルや画像ファイルの最大画像サイズを設定できます。

「最大画像サイズ」が「1920x1080」の場合

例えば、「最大画像サイズ」の値が「幅 1920 (px)」・「高さ 1080 (px)」の場合、

「最大画像サイズ」を超える動画ファイルや画像ファイルは読み込めない

「1920 x 1080」以上の画像サイズ (動画サイズ) になっている
動画ファイルや画像ファイルを読み込もうとしても、

「1920×1080を超える画像サイズのファイルは編集できません」

という画面が表示されて、
ファイルの読み込みが出来ません。

「最大画像サイズ」の設定

ですので、動画内で使う画像ファイルや動画ファイルで、
最大の画像サイズ(動画サイズ)になっているファイルに合わせて、
「最大画像サイズ」の値を設定しましょう。

「最大画像サイズ」の値が大き過ぎると「メモリの確保に失敗しました」と表示される

「最大画像サイズ」の値が大き過ぎる

※ ただ、「最大画像サイズ」の値を「3840×2160」のように
大きい値に設定すると、

「AviUtl」内における映像データの処理量が多くなりすぎて、

「メモリの確保に失敗しました」という画面が表示されて、
「AviUtl」がフリーズしてしまったりします。

ですので、「メモリの確保に失敗しました」などの画面が表示される場合には、
「最大画像サイズ」の値を「1920×1080」くらいのサイズに設定して、

動画内で使用する画像ファイルや動画ファイルの画像サイズを
「1920×1080」以下に編集・保存して使用しましょう。

プロジェクト作成後なら「最大画像サイズ」より大きい画像サイズでも読み込めるけど注意が必要

プロジェクト作成後なら最大画像サイズを超えるファイルも読み込める

ちなみに、プロジェクトを作成した後であれば、
「最大画像サイズ」の値を超える動画ファイルや画像ファイルであっても読み込むことが出来ますが、

画像を縮小した
カメラ制御で画像の視点を変えた

その動画ファイルや画像ファイルを縮小したり、

「カメラ制御」オブジェクトなどで視点を変化させたりした際に、

画像や映像の両端が途切れてしまった状態になりますので、
注意してください。

「最大画像サイズ」の設定値と設定範囲

「最大画像サイズ」が「1920x1080」の場合

とりあえず、
「最大画像サイズ」の値は、
「幅」を「1920」、
「高さ」を「1080」、
に設定しておくと良いと思います。

「最大画像サイズ」に設定できる値

※ また、設定できる「最大画像サイズ」の値は、
「8の倍数の数」となっていて、
最小値は「640×480」となっているので、

「最大画像サイズ」の値を変更する際には、
その条件に合う値に変更しましょう。

「システムの設定」画面の各設定項目を変更したら、「AviUtl」を再起動させる

「システムの設定」画面にある ほとんどの設定項目は、

「設定値」や「チェックの有無」を変更した後、
「システムの設定」画面の下にある「OK」ボタンを押して、

「AviUtl」を再起動しないと、
変更した設定内容が適用されないので、

「システムの設定」で変更を行ったらAviUtlを再起動する

「システムの設定」画面で設定内容を変更したら、
「OK」ボタンを押して、
「AviUtl」を再起動させましょう。

「最大フレーム数」の設定

「最大フレーム数」の設定

「最大フレーム数」という項目では、
「AviUtl」のプロジェクトで作成できる動画の最長の長さをフレーム数で設定できます。

「最大フレーム数」の値が「320000」の場合
「320000フレーム」以降に動画オブジェクトがある

「最大フレーム数」の値が「320000」という事は、
「320000フレーム」までの長さの動画を作成する事が出来る設定という事になります。

「320000フレーム」は「約2時間57分」

動画のフレームレート(FPS) の値が「30」(fps) の場合、
”1秒間に30フレーム” ですので、

「320000フレーム」の長さの動画というのは、
「320000 ÷ 30 = 10666秒」という事になり、

「約177分 (約2時間57分)」の長さの動画、
という事になります。

「最大フレーム数」の設定値と設定範囲

流石に、「ベン・ハー」や「アイリッシュマン」のように、
三時間を超える映像作品を作る事は無いと思いますので、

「最大フレーム数」の値が「320000」の場合

とりあえず、「最大フレーム数」の値は「320000」に設定したままで問題ないと思います。

「最大フレーム数」に設定できる値

※ 設定できる「最大フレーム数」の値は、
「1024~8388607」の範囲となっているので、

「最大フレーム数」の値を変更する際には、
その範囲の値に変更しましょう。

「メモリの確保に失敗しました」と表示されるなら「最大フレーム数」の値を小さくしてみる

※ また、「AviUtl」での動画編集中に、
「メモリの確保に失敗しました」という画面が表示されて、
「AviUtl」がフリーズしてしまう場合などには、

「最大フレーム数」の値を小さくすると症状が改善される事があるので、

「メモリの確保に失敗しました」と表示される場合には、
「最大フレーム数」の値を「160000」くらいに小さくしてみましょう。

「キャッシュサイズ」の設定

「キャッシュサイズ」の設定

「キャッシュサイズ」という項目では、
「AviUtl」での動画編集中に使用できる ”メモリのキャッシュサイズ” を設定できます。

メモリとは一時的にデータを保管する記憶装置

※ 「メモリ」というのは、
ソフトやアプリで作業中のデータなどを一時的に保管しておく「パソコンやスマホ内部にある記憶装置」の事です。

メモリは「作業台」に例えられることが多く、
作業台が広いほど作業がスムーズに行えるのと同じで、

使用するソフトやアプリが、
一時的にデータを保管出来るメモリの領域が大きいほど、
そのソフトやアプリの動作がスムーズになります。

プロジェクトファイルと動画ファイル

※ ちなみに、メモリに一時的に保管したデータは、
使用しているソフトやアプリを閉じると消えるので、
編集途中でソフトやアプリを閉じたい場合には、

プロジェクトファイル (編集状態のデータを保存するための、各ソフトやアプリの固有ファイル) としてハードディスクに保存して、

編集が終わった映像や音声を保存したい場合には、
動画ファイルや音声ファイル、
画像ファイルとしてハードディスクに保存(出力)します。

ソフト・ファイル・ハードディスク・メモリ・CPUの役割

※ けっこう雑な説明になりますが、

  • ソフトやアプリは「編集処理や作業を行う人」
  • メモリは「作業台」
  • ファイルは「作業したデータを保管する箱」
  • ハードディスクは ”ファイル(箱)を収納する「倉庫」”

みたいな感じです。

また、”データ処理を行う装置” である「CPU」(中央処理装置) によって、
パソコンやスマホのデータ処理速度が決まるので、

「CPU」(中央処理装置) は、
”ソフトやアプリに割り当てる「作業速度の能力」”

みたいな感じです。

「キャッシュサイズ」の設定

話が逸れてしまいましたが、

「キャッシュ」というのは、
”一時的にデータを保管する”という意味で、
「サイズ」は ”大きさ” の事です。

つまり、「キャッシュサイズ」という項目では、
「AviUtl」を使う時に利用するメモリ領域の大きさを、
”どれくらいの大きさにするか” が設定できます。

「キャッシュサイズ」の値が大きいほど、
「AviUtl」の動作がスムーズになります。

「キャッシュサイズ」の設定値と設定範囲

「キャッシュサイズ」で設定できる値

「キャッシュサイズ」の値は、
「32~1048576」(MByte/メガバイト)の範囲で設定できます。

※ 「1024」(MB/メガバイト) で「1」(GB/ギガバイト) ですので、

「キャッシュサイズ」の値は
最大で 「約1000GB」(約1TB) の大きさに設定できます。

実装メモリの範囲で「キャッシュサイズ」を設定する

※ ただ、使用しているパソコンに実装されているメモリが「8GB」の場合、

「キャッシュサイズ」の値を「10GB」(= 10240 Mbyte) に設定しても、

使用しているパソコンのメモリ自体が「8GB」しかないので、
「8GB」までしかメモリを使用できません。

「キャッシュサイズ」を大きくし過ぎるとソフト間の競合が起きる

※ また、「キャッシュサイズ」を大きくし過ぎると、

「AviUtl」と併用して別のソフトを使用している時に、

ソフト間でのメモリ領域の
競合(奪い合い)が起こり、各ソフトがフリーズしてしまう可能性があります。

「キャッシュサイズ」の値は実装メモリの半分くらいに設定

「キャッシュサイズ」の値は
実装しているメモリの半分くらいに設定しておくと良いと思います。

AviUtlの動作が重い場合の対処

※ もし、「AviUtl」での動作が重いようなら、
「キャッシュサイズ」の値を少し大きくしてみましょう。

「メモリの確保に失敗しました」と表示されるなら「キャッシュサイズ」を小さくする

※ また、「メモリの確保に失敗しました」といった画面が表示されるようなら、
「キャッシュサイズ」を小さくしてみましょう。

「リサイズ設定の解像度リスト」の設定

「リサイズ設定の解像度」の設定

「リサイズ設定の解像度リスト」という項目では、
「AviUtl」のプロジェクトの解像度を変更する際の、
「解像度の種類」を設定できます。

AviUtlのプロジェクトの画像サイズ変更方法
「サイズの変更」でプロジェクトの画像サイズを変更する

「AviUtl」のプロジェクトの解像度は、
メニューバーの「設定」の中にある「サイズの変更」という項目で変更できるのですが、

「サイズの変更」という項目に
マウスを合わせて表示される
「解像度」の種類は、

「リサイズ設定の解像度リスト」に入力されている解像度が表示されるようになっています。

「リサイズ設定の解像度」の設定

ですので、「リサイズ設定の解像度リスト」に元から入力されている解像度以外で、

プロジェクトの解像度を変更する際に、
変更する可能性がある解像度があれば、

その解像度の値を、
「リサイズ設定の解像度リスト」に追加しましょう。

「リサイズ設定の解像度リスト」に解像度を追加する

カンマ区切りで解像度を設定する

「リサイズ設定の解像度リスト」に新しく解像度を追加する際は、

解像度の値を「,」(カンマ)で区切るようになっているので、

「横のピクセル数x縦のピクセル数,」と入力する

横のピクセル数x縦のピクセル数,

というように、
スペースを空けずに半角英数字で入力しましょう。

「リサイズ設定の解像度」に「640x360」の解像度を追加する

例えば、「640×360」という解像度を追加したい場合には、

「640×360,」
というように入力します。

「リサイズ設定の解像度」の間に解像度を追加する

※ 既に入力されている解像度の間に「追加する解像度」を入力する際には、

左側の解像度の「,」(カンマ)の後から、
追加する解像度を入力するようにしましょう。

追加した解像度が「サイズの変更」に表示される

「リサイズ設定の解像度リスト」に解像度を追加すると、

「サイズの変更」に追加した解像度が表示されるようになります。

「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」というチェック項目

「再生ウィンドウの動画再生を メインウィンドウに表示する」 というチェック項目

「再生ウィンドウの動画再生を
メインウィンドウに表示する」
というチェック項目では、

「AviUtl」で編集中の映像を再生する際に、

再生用の画面として表示される
「再生ウィンドウ」で再生するか、

メインウィンドウで再生するかの設定が行えます。

「拡張編集Plugin」か「メインウィンドウ」を選択
スペースキーを押すと再生される

「拡張編集Plugin」を使っている場合、
「拡張編集」画面か、
メインウィンドウ画面を選択している状態で、

キーボードのスペースキーを押すと、
シークバーのある位置から映像の再生が行われるのですが、

映像の再生が「再生ウィンドウ」で行われる

「再生ウィンドウの動画再生を
メインウィンドウに表示する」にチェックを入れていない場合には、

映像の再生が、メインウィンドウではなく、
再生用の画面として表示される
「再生ウィンドウ」で再生されます。

「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」にチェックを入れる
メインウィンドウで映像が再生される

逆に、「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」にチェックを入れている場合には、

メインウィンドウで映像が再生されます。

メインウィンドウ右下に再生ボタンが表示される

※ また、「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」にチェックを入れると、

メインウィンドウ画面の右下に再生ボタンが表示されて、
このボタンをクリックする事でも映像の再生が行えます。

「再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する」にはチェックを入れておく

メインウィンドウで再生した方が作業が行いやすいと思いますので、

「再生ウィンドウの動画再生を
メインウィンドウに表示する」にはチェックを入れておくと良いと思います。

「編集のレジューム機能を有効」というチェック項目

「編集のレジューム機能を有効」 というチェック項目

「編集のレジューム機能を有効」というチェック項目では、

「AviUtl」のプロジェクトを閉じた際に、
プロジェクトの編集状態を自動保存して、

次回「AviUtl」を起動させた際に、
自動保存されたプロジェクトを読み込み、
前回終了させた時の状態に復元する、

という機能の「ON/OFF」が設定できます。

 ※ 「レジューム」というのは、
”作業状態を自動保存して終了させ、次に使う時に終了直前の状態に復帰する機能”
の事です。

「編集のレジューム機能を有効」にチェックを入れる

「編集のレジューム機能を有効」にチェックを入れて、
レジューム機能を「ON」にすると、

プロジェクトファイルとして保存せずに、
「AviUtl」を閉じてしまった場合にも、

「AviUtl.aup」というプロジェクトファイルが自動保存される

「AviUtl」のフォルダ内に「AviUtl.aup」という「AviUtl」のプロジェクトファイルが自動保存され、

前回の編集状態が復元される

次回「AviUtl」を起動させた際に、
自動保存された「AviUtl.aup」を読み込んで、

前回終了させた直前の編集状態に復元してくれるようになります。

「編集のレジューム機能を有効」に チェックを入れておく

ですので、とりあえず、
「編集のレジューム機能を有効」にチェックを入れておくと良いと思います。

「AviUtl.aup」に上書きされる

※ ただ、レジューム機能は、
あくまで、前回終了させた時の編集状態を自動保存する機能なので、

そのプロジェクトの状態が、
「AviUtl」のフォルダ内に自動保存された「AviUtl.aup」に上書き保存されて、

前々回のプロジェクトのデータは失われてしまいます。

AviUtlのプロジェクトごとにファイルを保存する

※ ですので、作成したプロジェクトは、
必ず、プロジェクトごとに
プロジェクトファイルとして保存しましょう。

「編集中のレジューム機能を有効」にチェックを入れた場合の注意点

「新規プロジェクトの作成」を クリックする

プロジェクトが作成されていない状態の「拡張編集」画面上で右クリックして、

表示されるダイアログ画面の
「新規プロジェクトの作成」を
クリックすると、

「画像サイズ」・「フレームレート」・「音声レート」を設定

プロジェクトの画像サイズ
(作る映像の解像度) や、
フレームレート (FPS)、
「音声レート」(サンプリング周波数) を設定して、
プロジェクトを作成する事が出来るのですが、

「レジューム」機能をONにすると「新規プロジェクトの作成」が行えない

「レジューム機能」を有効にした場合、
「AviUtl」を起動すると、
前回終了した時点でのプロジェクトが読み込まれた状態になるので、

「新規プロジェクトの作成」が
行えなくなってしまいます。

そのため、「新規プロジェクトの作成」を行いたい場合には、
いったん「レジューム機能」を「OFF」にして、
「AviUtl」を再起動させ、
「新規プロジェクトの作成」を行う必要があります。

「レジューム機能」は 「OFF」にしておく

ですので、「新規プロジェクトの作成」で新しくプロジェクトを作成する事が多い方は、

「レジューム機能」は、
「OFF」にしておいた方が
良いと思います。

「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」というチェック項目

「編集ファイルが閉じられる時に 確認ダイアログを表示する」 というチェック項目

「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」
というチェック項目では、

「AviUtl」のプロジェクトを閉じる際に、
プロジェクトの保存確認画面を表示させるかの設定が出来ます。

プロジェクトを閉じる前に確認画面が表示される

「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」にチェックを入れると、「AviUtl」を閉じる際に、

「現在の編集データは破棄されますがよろしいですか?」というダイアログ画面が表示されます。

「編集ファイルが閉じられる時に 確認ダイアログを表示する」 にはチェックを入れておく

編集した状態をプロジェクトファイルとして保存しないまま「AviUtl」を閉じてしまい、

” 4時間もかかった編集作業のデータを保存し忘れた~~ (´;ω;`) ”
という事がたまにあるので、

「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」 にはチェックを入れておいた方が良いと思います。

※ ただ、プロジェクトを保存、上書き保存していても、
必ず確認のダイアログ画面が表示されるので、
毎回、画面が表示されるのが面倒に感じる場合には、
チェックを外しておいても良いと思います。

※ 「編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する」のチェックを外しておく場合には、
「AviUtl」を閉じる前に、
プロジェクトファイルを保存するのを忘れないように気を付けてください (>_<)

「システムの設定」画面で変更した設定内容を適用させる

「システムの設定」での設定変更を適用させる

「システムの設定」画面で、
これらの設定が完了したら、

「OK」ボタンをクリックして、
「AviUtl」を再起動させましょう。

そうすると、変更した設定内容が適用された状態になっています。

「システムの設定」画面のその他の設定項目の内容を確認

「aviutl.txt」に設定内容が記載されている

「AviUtl」のフォルダ内にある「aviutl.txt」というテキストファイルに、

「システムの設定」画面の各設定項目で、
どういった設定が行えるのか記載して下さっているので、

「システムの設定」以降の箇所に設定内容が記載されている

他の設定項目についても知りたい場合には、
「aviutl.txt」をメモ帳などで開いて確認してみて下さい。

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