【 AviUtl の 使い方 】 プロジェクトの作成 / 保存 / 読み込み / 管理

【 AviUtl の 使い方 】 プロジェクトの作成 / 保存 / 読み込み / 管理     (テキストと画像での解説)

※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。

【AviUtl】で動画編集を行うには、
まず、プロジェクトを作成します。

プロジェクトとは?

※ 「プロジェクト」というのは、
データの編集・設定情報などを まとめて管理・記録するものの事で、

動画編集ソフトの「プロジェクト」では、
映像データや音声データの編集・設定情報を まとめて管理・記録します。

プロジェクトファイルを読み込む

※ 作成したプロジェクトをファイルとして保存すれば、
その編集・設定情報を保存する事が出来て、

保存したプロジェクトファイルを動画編集ソフトに読み込めば、

プロジェクトファイルを保存した時の編集・設定状態に復元されます。

新規プロジェクトの作成

「新規プロジェクトの作成」をクリックする

【AviUtl】で新しくプロジェクトを作成するには、

プロジェクトが未作成状態の「拡張編集」画面上で右クリックして、

表示されるダイアログ画面の「新規プロジェクトの作成」をクリックします。

「新規プロジェクトの作成」画面

「新規プロジェクトの作成」をクリックすると、
作成するプロジェクトの

  • 「画像サイズ」(動画の解像度)
  • 「フレームレート」
  • 「音声レート」(サンプリング周波数)

を設定する画面が表示されるので、
各項目の値を設定して「OK」ボタンをクリックすれば、

新しくプロジェクトが作成された

新しくプロジェクトが作成されます。

動画ファイル などを ドラッグ&ドロップしてプロジェクトを作成する

拡張編集画面に動画ファイルをドラッグ&ドロップする

また、プロジェクトが未作成状態の「拡張編集」画面上に、

動画ファイルや画像ファイルなどをドラッグ&ドロップする事でも、
新しくプロジェクトを作成する事が出来ます。

「読み込むファイルに合わせる」というチェック項目

動画ファイルや画像ファイルなどをドラッグ&ドロップして、
新しくプロジェクトを作成する場合には、

「新規プロジェクトの作成」画面の「読み込むファイルに合わせる」というチェック項目が有効になります。

「読み込むファイルに合わせる」のチェックを外す

「読み込むファイルに合わせる」をクリックしてチェックを外すと、

先ほどのように、

  • 「画像サイズ」
  • 「フレームレート」
  • 「音声レート」

が設定できるようになります。

「読み込むファイルに合わせる」のチェックを入れる

「読み込むファイルに合わせる」にチェックを入れた状態で、
「OK」ボタンをクリックすると、

読み込んだ動画ファイルの画像サイズなどに合わせられる

ドラッグ&ドロップした動画ファイルや画像ファイルの「画像サイズ」などに自動的に設定されます。

メインウィンドウ画面にドラッグ&ドロップしない

動画ファイルをメインウィンドウ画面にドラッグ&ドロップする

また、メインウィンドウ画面に
動画ファイルや画像ファイルを
ドラッグ&ドロップした場合にも、

同じようにプロジェクトが作成されますが、

拡張編集画面にオブジェクトが表示されない

ドラッグ&ドロップした動画ファイルなどが、
オブジェクトとして表示されない状態でプロジェクトが作成されてしまうので、

動画ファイルや画像ファイルを
「拡張編集」画面にドラッグ&ドロップしてプロジェクトを作成しましょう。

プロジェクトファイルの保存

作成したプロジェクトで編集した映像や音声などのデータは、
プロジェクトファイルとして保存する事で、
その編集状態のデータを保存しておくことが出来ます。

「編集プロジェクトの保存」をクリックする

【AviUtl】のプロジェクトを保存するには、
メニューバーの「ファイル」の中の「編集プロジェクトの保存」をクリックします。

プロジェクトの保存先・ファイル名を指定する

「編集プロジェクトの保存」をクリックすると、
プロジェクトファイルの保存先を指定する画面が表示されるので、

プロジェクトファイルを保存するフォルダを指定して、

プロジェクトファイルのファイル名を入力した後、
「保存」ボタンをクリックします。

AviUtlのプロジェクトファイルが保存された

これで、指定したフォルダにプロジェクトファイルが保存されました。

プロジェクトを上書き保存する

プロジェクトを上書き保存したい場合には、

メニューバーの「ファイル」の中の「編集プロジェクトの上書き」をクリックしましょう。

AviUtl の プロジェクトファイルの拡張子

AviUtlのプロジェクトファイルの拡張子

【AviUtl】のプロジェクトファイルは「.aup」という拡張子になります。

※ また、プロジェクトファイルは、ソフトごとに固有のものとなっていて、
【AviUtl】のプロジェクトファイルを別のソフトで開くことは出来ません。

プロジェクトファイルの読み込み

プロジェクトを読み込む

プロジェクトファイルを読み込む場合には、
メニューバーの「ファイル」の中の「編集プロジェクトを開く」をクリックして、

プロジェクトファイルをダブルクリックする

表示された画面で、
読み込むプロジェクトファイルを探してダブルクリックするか、

プロジェクトファイルをAviUtl画面にドラッグ&ドロップする

読み込みたいプロジェクトファイルを AviUtl画面にドラッグ&ドロップします。

プロジェクトファイルが AviUtl のアイコンで表示されている

プロジェクトファイルがAviUtlのアイコンで表示されている

プロジェクトファイルが、
【AviUtl】のアイコンで表示されている場合、

「.aup」という拡張子が【AviUtl】と関連付いているので、

プロジェクトファイルをダブルクリックすれば、

そのプロジェクトファイルが
【AviUtl】で開かれます。

プロジェクトファイルの管理

プロジェクトを保存して閉じる

プロジェクトを保存して、
一度、そのプロジェクトを閉じた後、

読み込んでいた動画ファイルの場所を移動する

プロジェクトに読み込んでいた動画ファイルや画像ファイルなどを、
別の場所に移動させると、

プロジェクトファイルを開く

そのプロジェクトを再び開いたときに、

「 幾つかのオブジェクトで指定されているファイルの場所が変更 または削除されています。」
という画面が表示されて、

オブジェクトにファイルが読み込まれない

プロジェクト内に読み込んでいた動画ファイルや画像ファイルが読み込まれない状態になります。

ですので、読み込んだ動画ファイルや画像ファイルなどの場所は移動させないようにしましょう。

作成する動画ごとに 1つのプロジェクトファイルを作成して、フォルダを分ける

作成する動画ごとにプロジェクトを作成

動画編集を行う際には、
作成する動画ごとに 1つのプロジェクトファイルを作成して、

プロジェクトのフォルダにファイル類をまとめる

プロジェクトファイルごとに
フォルダを分けて、

そのプロジェクトファイル内で使用する動画ファイルや画像ファイルなど、
色々なファイルを、

プロジェクトファイルと同じフォルダに入れて管理すると良いと思います。

タイトルとURLをコピーしました