【 AviUtl の 使い方 】 周辺ボケ光量 (カスタムオブジェクト)

【 AviUtl の 使い方 】 周辺ボケ光量 (カスタムオブジェクト)     (テキストと画像での解説)

※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。

カスタムオブジェクトの周辺ボケ光量

「カスタムオブジェクト」の設定ダイアログ左下にあるプルダウンをクリックして、

「周辺ボケ光量」を選択すると、
指定した範囲以外をボカす映像が作れます。

周辺ボケ光量の仕組みを説明

「周辺ボケ光量」は、
「周辺ボケ光量」に設定したカスタムオブジェクトより上にあるレイヤーの映像を複写して、

複写した映像の指定範囲外の箇所だけ色ズレさせたり、
明るさを変化させ、

元の映像と重ね合わせる事で、
指定範囲外の箇所をボカす映像を作ります。

周辺ボケ光量の「Z」の値を調節
周辺ボケ光量の「拡大率」を調節
周辺ボケ光量の「回転」を調節

ですので、「Z」や「拡大率」、
「回転」を調節すると、
複写している映像がズレて表示されます。

周辺ボケ光量の「X」「Y」を調節

「X」と「Y」では、
複写した映像でボカさない範囲の位置が設定できます。

周辺ボケ光量の「透明度」を調節

「透明度」は、
複写した映像の透明度が調節できます。

周辺ボケ光量の調節 (ボケ / 色ずれ / 光量 / 半径 / 境界)

ボケ

周辺ボケ光量の「ボケ」を調節

「ボケ」という項目では、
指定範囲以外の映像における色ズレの度合いが設定できます。

「色ずれ」にチェックが入っていない
「色ずれ」にチェックを入れると「ボケ」が有効になる

「ボケ」の値による色ズレの効果は、
「色ずれ」というチェック項目にチェックを入れていないと無効になるので、

「色ずれ」にチェックを入れましょう。

光量

周辺ボケ光量の「光量」を調節

「光量」という項目では、
指定範囲外の箇所の光の量が調節できます。

「光量」の値を大きくする

「光量」の値を大きくすると、
光が強くなって白くなります。

「光量」の値を小さくする

「光量」の値を小さくすると、
光が弱くなって黒くなります。

半径

周辺ボケ光量の「半径」を調節

「半径」という項目では、
ボカさない範囲の大きさを調節できます。

「半径」の最大範囲

ボカさない範囲の最大範囲は、 メインウィンドウ画面の映像表示領域を 楕円状にした範囲までとなっています。

ボカさない範囲の境界部分

※ ただ、ボカさない範囲が
メインウィンドウ画面の端に接すると、

ボカさない範囲の境界部分がハッキリと表示されるようになってしまいます。

境界

周辺ボケ光量の「境界」を調節

「境界」という項目では、
ボカさない範囲 と ボカす範囲 の境界におけるボカし度合いが調節できます。

「境界」の値を大きくする

「境界」の値を大きくするほど、
ボカさない範囲 と ボカす範囲の境界がボヤけていきます。

「境界」の値を小さくする

「境界」の値を小さくするほど、
ボカさない範囲 と ボカす範囲の境界が明確になっていきます。

周辺ボケ光量の設定 (縦横比補正 / 光の強さ / 色ずれ量)

設定ダイアログの「設定」ボタンをクリックする

設定ダイアログ左下の「設定」ボタンをクリックすると、
周辺ボケ光量の様々な設定が行えます。

縦横比補正

「縦横比補正」にチェックを入れる
ボカさない範囲のアスペクト比

「縦横比補正」という項目にチェックを入れると、

ボカさない範囲の縦横比が、
メインウィンドウ画面のアスペクト比と同じ縦横比になります。

※ メインウィンドウ画面のアスペクト比が「1920×1080」の場合、
アスペクト比は「16:9」なので、
ボカさない範囲の縦横比も「16:9」になります。

光の強さ

「光の強さ」の設定

「光の強さ」という項目は、
色々と試してみたのですが、

どういった効果があるのか分かりませんでした (> <)
すいませ~ん m(; ;)m

「光の強さ」の値を未入力に設定

とりあえず、「光の強さ」という項目の値を未入力の状態にすると、

ボカさない範囲などを無視して
複写している映像全体がボカす感じになります。

色ずれ量

「色ずれ調」の設定

「色ずれ量」という項目では、
「ボケ」の値を調節した際の色ずれの変動量が設定できます。

「色ずれ量」の値を大きくする
「ボケ」の値を調節した際の色ずれ量

「色ずれ量」の値を大きくすると、
「ボケ」の値を調節した際の色ずれの変動量が大きくなります。

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