【MMDの使い方】「タイムライン」のフレームレートについて (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
「タイムライン」の「フレームレート」(fps) は「30fps」、
つまり、”30フレームで1秒間”
となっています。
ですので、タイムラインの
「0フレーム」目から
「30フレーム」目までで
「1秒間」となります。
例えば、「0フレーム」目は初期状態の「センター」ボーン、
「15フレーム」目で「センター」ボーンを下に移動、
「30フレーム」目で「センター」ボーンを初期状態に戻す、
というように「キー」登録すると、
屈伸運動が「1秒間」で行われるようになります。
キーの移動 と フレーム数によるモーションの速さ
また、「タイムライン」に登録した「キー」のフレーム位置は、
キーをドラッグする事で移動出来ます。
「15フレーム」目に登録したキーを「7フレーム目」に移動させ、
「30フレーム」目に登録してあるキーを「15フレーム」目に移動させると、
屈伸運動が「15フレーム」の長さで行われるので、
「0.5秒間」で屈伸運動するようになります。
このように、前の「キー」から 後ろの「キー」までのフレーム数によって、
モデルのモーション(動作)の時間的な速さが変わってきます。
※ モデルに限らず、ステージやカメラなどのキーも同じく、
前後のキーの間におけるフレーム数で動きの速度が変わってきます。
登録したキーは移動させる事が出来るので、
ボーンの状態をキー登録した後、
「この箇所の動きを少し速くしたいな」という場合は、
前後のキーの間におけるフレーム数を少なくして、
逆に、「この箇所の動きを少し遅くしたいな」という場合は、
前後のキーの間におけるフレーム数を多くする、
というように、モーションの速さを微調節していきます。
映像のフレームレートの変更とタイムラインのフレームレート
また、メニューバーの「表示」項目にある「fps無制限」・「30fps制限」・「60fps制限」という項目で、
フレームレートの上限を設定する事によって、
「メイン表示画面」に映し出されている映像の滑らかさと、
出力する動画ファイルの映像の滑らかさは変化しますが、
タイムラインのフレームレートが変化するわけではありません。
例えば、「表示」項目の「60fps制限」をクリックしてチェックを入れ、
フレームレートの上限を「60fps」に設定した場合、
メイン表示画面に映し出される映像が「60fps」の滑らかさになりますが、
タイムラインのフレームレートは「30fps」のまま、
という事です。
モーションを付ける際には、
その点も考慮してキー登録を行いましょう。
Waveファイルの読み込み と MusicVideoのモーション
また、MMDでは、
Wavファイルを読み込む事が出来て、
読み込んだ「Wavファイル」の波形が「フレーム操作パネル」上部に表示され、
再生操パネルの再生ボタンをクリックすると、
読み込んだワブファイルの音声が再生されます。
「Music Video」のように、
楽曲の音に合わせたモーションをモデルに付ける際には、
楽曲のWavファイルを読み込み、
再生して、楽曲の音を聴きながら、
映像の確認を行い、
登録してある「キー」のフレーム位置を移動させて、
楽曲の音とリンクしている映像を作っていきます。
※ 「MMD」に「Wavファイル」を読み込む方法や、
出力する動画ファイルの「フレームレート」、
「fps無制限」などによる映像の違い、
などについては別のページで解説していきます。

それでは以上で、
” タイムラインのフレームレートについて ” の解説は終了となります。
お疲れ様でした!! m(^ ^)m
※ 映像を作成する際に使用しているMMDのモデルデータは、マウスコンピューターさんのゲーミングPCブランド「G-Tune」のキャラクターである「Tuneちゃん」や「Tuneちゃんの家」、「G-Tune製品などのMMDモデルデータを使用しています。