【MMDの使い方】画面説明 (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
「MMD」(MikuMikuDance)の画面は、
いくつかのエリアに分かれていて、
エリアごとに役割が異なります。
メニューバー
「MMD」画面の上部は「メニューバー」となっていて、
「MMD」で扱えるファイルの保存や読み込み、
「MMD」で作成した3Dアニメーションの解像度の設定、
表示に関する設定などが行えます。
メイン表示画面
「MMD」画面の右側にあるエリアは、
「メイン表示画面」と言って、
読み込んだモデルやステージ、
エフェクトなどの映像を、
3D映像として表示します。
「メイン表示画面」には、
メイン表示画面内の3D空間世界において、
常に一定な「global」な「座標軸」(X軸、Y軸、Z軸)が表示されていて、
その座標軸を基準にして、
読み込んだモデルやステージ、
カメラの視点の動きを確認したり調節したりする事が出来ます。
赤い線が「X軸」、
緑の線が「Y軸」、
青い線が「Z軸」となっています。
表示されている座標軸は、
「メイン表示画面」右上の「座標軸」というボタンをクリックする事で非表示にする事が出来ます。
メイン表示画面上で右クリックでドラッグすると、
視点(カメラの位置や角度)を変更する事が出来て、
マウスのホイール (スクロールするコロコロ) でカメラの距離 (表示の拡大縮小) を調節する事が出来ます。
また、「メイン表示画面」に表示されているモデルやステージに付いている「ボーン」という「〇」や「□」マークを調節する事で、
モデルの姿勢や体勢、動作などを調節する事が出来ます。
また、メニューバーの「表示」項目にある「別窓」をクリックしてチェックを入れると、
「メイン表示画面」を別画面として表示する事が出来ます。
もう一度「表示」項目の「別窓」をクリックしてチェックを外すと、
「メイン表示画面」を「MMD」画面内に戻すことが出来ます。
「ボーン・フレーム操作」パネル
「MMD」画面の左上にあるエリアは「ボーン・フレーム操作」パネルと言って、
3Dモデルに付いている「ボーン」という「〇」や「□」マークの調節処理や、
「フレーム操作パネル」に登録した「キー」(◇マークの印)の登録処理を「アンドゥ」(元に戻す)したり、
「リドゥ」(やり直し)したりする事が出来ます。
※ ただ、「MMD」では、キーボードの「Ctrl」+「Z」で「アンドゥ」(元に戻す)、
「Ctrl」+「X」で「リドゥ」(やり直し)を行う事が出来るので、
「ボーン・フレーム操作」パネルを操作する事は あまりないと思います。
フレーム操作パネル
「MMD」画面の左の真ん中にあるエリアは「フレーム操作パネル」といって、
調節したモデルなどの姿勢・体勢を、
「キー」と呼ばれる「◇」マークの印で各フレームに登録する事が出来ます。
「MMD」では、
この「フレーム操作パネル」の
”あるフレームに登録した「キー」(◇マークの印)の姿勢・体勢から、
後ろのフレームに登録した「キー」(◇マークの印)の姿勢・
体勢へ変化していく事”
によって3Dアニメーションを作ります。
また、前の「キー」から 後ろの「キー」への姿勢・体勢の変化は、
自動的に補間されて、
最短距離の動作になるように一定の速度で変化していきます。
補間曲線操作パネル
「MMD」画面の左下にあるエリアは「補間曲線操作」パネル といって、
「フレーム操作パネル」で登録したあるフレームの「キー」から 後ろの「キー」への姿勢・体勢の変化の緩急を調節する事が出来ます。
本来であれば、
前の「キー」から 後ろの「キー」への姿勢・体勢の変化は、
2つの「キー」の間を一定の速さで変化していきますが、
「補間曲線操作パネル」で調節する事によって、
動き始めはゆっくり変化して、後から急激に変化する、
といった変化の仕方に調節したり出来ます。
モデル操作 / ボーン操作 / 表情操作 / カメラ操作 / 照明操作 / セルフ影操作 / アクセサリ操作 / 視点 / 再生
「MMD」画面の下のエリアは、
「メイン表示画面」の3D空間を映しているカメラの位置や、
モデルに当てる照明の位置などを調節したり、
操作対象となるモデルやステージなどを切り替えたり、
モデルの表情などを調節したりするためのエリアとなっていて、
調節対象ごとに操作するための「パネル」が分けられています。
また、現在は、
- 「モデル操作」パネル
- 「ボーン操作」パネル
- 「表情操作」パネル
- 「視点」パネル
- 「再生」パネル
という5つのパネルが表示されていますが、
「メイン表示画面」左下にある
「カメラ編」というボタンをクリックすると、
操作対象が「カメラ・照明・アクセサリ」に変わり、
- 「モデル操作」パネル
- 「カメラ操作」パネル
- 「照明操作」パネル
- 「セルフ影操作」パネル
- 「アクセサリ操作」パネル
- 「視点」パネル
- 「再生」パネル
という7つのパネルが表示されます。
※ 「モデル操作」パネル、「視点」パネル、「再生」パネル の 3つは、
どちらの場合にも表示されます。
※ また、「フレーム操作パネル」の左側に表示されていた文字(名称)が
- カメラ
- 照明
- セルフ影
- 重力
に変わります。
MMD画面の下にある これらの各種「パネル」で、
3Dモデルのデータファイルを読み込んだり、
「フレーム操作パネル」への「キー」の登録処理など様々な調節を行います。
MMDの画面説明 まとめ
「MMD」では、
- メニューバー
- メイン表示画面
- ボーン・フレーム操作パネル
- フレーム操作パネル
- 補間曲線操作パネル
- 各種操作パネル
という各エリアを操作する事で、
3Dアニメーションを作成します。
※ MMD画面の各エリアにおける操作方法や、
各パネルの使い方に関しては別の動画で1つずつ解説していきます。
それでは、以上で ”MMD (MikuMikuDance) の 画面説明” の解説は終了となります。
お疲れ様でした!!m(^ ^)m
※ 映像を作成する際に使用しているMMDのモデルデータは、マウスコンピューターさんのゲーミングPCブランド「G-Tune」のキャラクターである「Tuneちゃん」や「Tuneちゃんの家」、「G-Tune製品などのMMDモデルデータを使用しています。