【MMDの使い方】ボーンの調節 ~ 角度と座標の数値入力 ~

【MMDの使い方】ボーンの調節 ~ 角度と座標の数値入力 ~     (テキストと画像での解説)

※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。

MMDの使い方-ボーンの調節方法
「ボーン位置」と「角度」によるボーンの調節

MMDのボーンの調節方法には、
メイン表示画面右下にある「X、Y、Z」アイコンをドラッグして調節する方法や、
「回転モード」と「移動モード」で調節する方法以外にも、

メイン表示画面左下にある「ボーン位置」と「角度」という項目に、
ボーンの位置と角度の値を入力して調節する方法があります。

「角度」に値を入力してボーンを調節

「角度」の「X」に「90」と入力して「Enter」キーを押すと、

選択中のボーンが、
“ボーン自体の座標軸” を基準として、
X軸を回転軸に90度回転します。

「角度」の値を入力したら「Enter」キーを押す

※ 「角度」の値を入力した後、
キーボードの「Enter」キーを
押さなければ、
入力した値が適用されず、
選択中のボーンが回転しないので、

値を入力した後は、
必ず「Enter」キーを押しましょう。

「角度」の値は小数点第一位まで設定可能

※ また、「角度」の値は、
小数点第一位まで適用されます。

「角度」の「X」ボタンをクリックすると、
「X」の値が「0」になります。

同じように、「角度」の「Y」と「Z」も値を入力すると、
選択中のボーンが、
“ボーン自体の座標軸” を基準として入力した値(角度)に回転して、

「角度」の「Y」ボタン、
「Z」ボタンをクリックすると、
値が「0」になります。

「角度」の値をマイナスにしてボーンを逆回転させる

「角度」の値をマイナスに設定

また、「角度」の「X」・「Y」・「Z」の値の前に半角文字の「-」(マイナス)を入力すると、
ボーンが逆方向へ回転します。

「ボーン位置」に値を入力してボーンを調節

「ボーン位置」の「X」に「5」と入力して「Enter」キーを押すと、

選択中のボーンが、
3D空間内の “グローバルな座標軸” を基準として、
X軸方向の「+5」の位置へ
移動します。

「ボーン位置」の値を入力したら「Enter」キーを押す

※ 「ボーン位置」の値を入力した後も、
キーボードの「Enter」キーを押さなければ、
入力した値が適用されず、
選択中のボーンが移動しないので、

値を入力した後は、
必ず「Enter」キーを押しましょう。

「ボーン位置」の値は小数点第二位まで設定可能

※ また、「ボーン位置」の値は、
小数点第二位まで適用されます。

「ボーン位置」の「X」ボタンをクリックすると、
「X」の値が「0」になります。

「ボーン位置」の「Y」と「Z」も、
同じように、値を入力すると、
3D空間内の “グローバルな座標軸” を基準として、
入力した値の位置にボーンが移動して、

「ボーン位置」の「Y」ボタン、
「Z」ボタンをクリックすると値が「0」になります。

「ボーン位置」の値の単位である「ミクセル」という単位について

「ボーン位置」の「X」・「Y」・「Z」に入力する値は、
「px」(ピクセル) 単位ではなく、
MMD独自の「ミクセル」という 少し特殊な単位となっていて、

「ボーン位置」の値の単位は「ミクセル」単位

「メイン表示画面」に表示されている3D空間内のグリッド線におけるマス目1つが「40cm」、
つまり、「5ミクセル」という設定ですので、

ボーンを座標の1マスぶん移動させたい場合には、
「ボーン位置」の値に「5」と入力しましょう。

※ 「1ミクセル」=「8cm」、というのは、
あくまでMMD内の3D空間における疑似的な長さを表しています。

例えば、上の画像に写っているTuneちゃんというモデルは、
MMDの3D空間内において「145cm」という身長の設定になっていて、

Tuneちゃんの身長の高さまでジャンプさせたいという時などには、
「145 ÷ 8 = 約18ミクセル」となるので、
”「ボーン位置」の「Y」に「18」と入力する”、
といった感じで計算して値を入力します。

その他のモデルを使用する際にも、使用するモデルの身長設定を調べ、
同じように計算して、「ボーン位置」の「Y」に値を入力すれば、
そのモデルの身長と同じ高さにジャンプさせられます。

「ボーン位置」の値をマイナスにして、ボーンを逆方向へ移動させる

また、「ボーン位置」の「X」・「Y」・「Z」の値の前に半角文字の「-」を入力すると、
3D空間内のグローバル座標軸のマイナス方向に移動します。

このように、「ボーン位置」と「角度」という項目に、
ボーンの位置と角度の値を半角数字で入力する事でも、
ボーンの調節を行う事が出来ます。

それでは、以上で、ボーンの調節 ~ 角度と座標の数値入力 ~” の解説は終了となります。

お疲れ様でした!! m(^ ^)m

※ 映像を作成する際に使用しているMMDのモデルデータは、マウスコンピューターさんのゲーミングPCブランド「G-Tune」のキャラクターである「Tuneちゃん」や「Tuneちゃんの家」、「G-Tune製品などのMMDモデルデータを使用しています。

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