【MMDの使い方】ボーン操作パネル ~ コピー・ペースト・反転ペースト・初期化ボタン ~ (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
ボーン操作パネルの「コピー」・「ペースト」・「反転ペースト」ボタンでは、
ボーンの調節状態(位置と角度)をコピー&ペーストする事が出来ます。
ボーン操作パネルの「コピー」「ペースト」ボタンの使い方
例えば、”「右足IK」ボーンを
「10フレーム」目で右側に移動させ、
「20フレーム」目で初期位置に戻る”、
というモーションを付けていて、
”30フレーム目の「右足IK」ボーンを、
10フレーム目と同じ位置と角度になるように右に移動させたい”、
という場合には、
まず、「10フレーム」目にシークバーを移動させて、
「右足IK」ボーンを選択した後、
ボーン操作パネルの「コピー」ボタンをクリックします。
次に、「30フレーム」目にシークバーを移動させて、
「ペースト」ボタンをクリックします。
そうすると、「10フレーム」目の「右足IK」ボーンの調節状態が「30フレーム」目の「右足IK」ボーンにペーストされます。
後は、「30フレーム」目の「右足IK」ボーンの調節状態をキー登録すれば、
「30フレーム」目の「右足IK」ボーンも、
「10フレーム」目と同じように右に移動するようになります。
ボーン操作パネルの「反転ペースト」ボタンの使い方 (左右対称のポーズを作る)
「10フレーム」目の「右足IK」ボーンと「左足IK」ボーンを、
左右対称の調節状態にしたい場合には、
「10フレーム」目の「右足IK」ボーンを選択して、
「ボーン操作パネル」の「コピー」ボタンをクリックした後、
「反転ペースト」ボタンをクリックします。
そうすると、「10フレーム」目の「左足IK」ボーンが、
「右足IK」ボーンと左右対称の調節状態になるようにペーストされます。
※ また、ボーンの調節状態(位置と角度)のコピー・ペースト・反転ペーストは、
複数のボーンを選択して行う事も可能です。
ボーン操作パネルのコピペ&反転ペーストは基本的に使わない
ボーンの調節状態のコピペは便利な機能ですが、
ボーンの調節状態をコピペした場合、
調節状態をコピペした後に、
キー登録を行う必要があります。
それに対して、タイムラインに登録してあるキーをコピペした場合には、
いちいちキー登録を行う必要が無いので、
そちらの方が作業が楽です。
ですので、ボーン操作パネルの「コピー」・「ペースト」・「反転ペースト」ボタンで、
ボーンの調節状態をコピペする事はあまり無いと思います。
ボーン操作パネルの「初期化」ボタンの使い方
ボーン操作パネルの「初期化」ボタンでは、
選択しているボーンを初期状態に戻すことが出来ます。
ボーンを複数選択している場合には、
選択している複数のボーンが一括で初期状態に戻ります。
※ ボーンの調節状態を初期状態に戻したい場合には、
初期状態に戻したいボーンを選択して、
「初期化」ボタンをクリックした後、
キー登録を行いましょう。
それでは以上で、 ”ボーン操作パネル ~ コピー・ペースト・反転ペースト・初期化ボタン~” の解説は終了となります。
お疲れ様でした!! m(^ ^)m
※ 映像を作成する際に使用しているMMDのモデルデータは、マウスコンピューターさんのゲーミングPCブランド「G-Tune」のキャラクターである「Tuneちゃん」や「Tuneちゃんの家」、「G-Tune製品などのMMDモデルデータを使用しています。