【MMDの使い方】モーションデータファイル保存と読み込み (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
MMDでは、”フレーム操作パネルに登録したキーによるモデルの動き”の事を「モーション」と呼びます。
「モーション」(フレーム操作パネルに登録したキー) は、
「モーションデータファイル」(~.vmd)として保存したり、
読み込んだりできます。
フレーム操作パネルに登録されているキーをモーションデータファイルとして保存する事によって、
あるプロジェクトファイル内で登録したキーを、
別のプロジェクトファイル内に読み込んでモデルに同じモーションを付ける事が出来ます。
モーションデータの保存方法
フレーム操作パネルに登録したキーをモーションデータファイルとして保存するには、
まず、モデル操作パネルで、
モーションを保存したいモデルを選択して、
保存したいキーをフレーム操作パネルで選択状態にします。
※ 保存したいキーの数に制限はなく、
1つでも、複数でも、モーションデータファイルとして保存する事が出来ます。
ですので、”「10フレーム」目の
「右足IK」と「指」関連のキーだけを保存する”、
という事も出来ますし、
“「0フレーム」目と「10フレーム」目に登録してある全てのキーを保存する”、
という事も出来ます。
また、前後のキーの間にあるフレーム間隔も自動的に保存されます。
今回は、「0フレーム」目と「10フレーム」目のキーを全て選択して、
モーションデータファイルに保存していきます。
保存したいキーをフレーム操作パネルで選択状態にしたら、
メニューバーの「ファイル」項目にある「モーションデータ保存」をクリックします。
そうすると、モーションデータファイルの保存先を指定するためのエクスプローラーが表示されるので、
保存先を指定します。
※今回は、MMDの「UserFile」内にある「Motion」フォルダに「やったー.vmd」というファイル名で保存します。
保存を行うと、保存先に指定した「Motion」フォルダ内に「~.vmd」という拡張子のファイルが保存されます。
これで、モーションデータファイルとして保存する事が出来ました。
モーションデータの読み込み方法
それでは次に、モーションデータファイルを読み込んでみたいと思います。
モーションデータファイル(~.vmd)の読み込みを行う際には、
まず、モーションデータファイルを読み込みたいモデルを選択して、
モーションデータファイルに保存した先頭のキーを登録したいフレーム位置にシークバーを移動させます。
そして、メニューバーの「ファイル」項目にある「モーションデータ読込」をクリックします。
そうすると、エクスプローラーが表示されるので、
読み込みたいモーションデータファイルをダブルクリックします。
※ 今回は、先ほど保存した「やったー.vmd」ファイルを読み込みたいと思います。
「やったー.vmd」を読み込むと、
シークバーがある位置に「やったー.vmd」に保存した先頭のキーが登録され、
「やったー.vmd」に保存した「0フレーム~10フレーム」のキーと同じフレーム間隔でキーが登録されます。
別のモデルのモーションも読み込める
また、モーションデータファイルは、
汎用的に使う事が出来て、
「Tuneちゃん」で作ったモーションデータファイルであっても、
「Gちゃん」に読み込んで 、
ほぼ同じモーションを付ける事が出来ます。
※ 人型のモデルの場合、ボーンの名称や、
ボーンの数がモデルごとに異なってはいますが、
ある程度同じように作られているので、
別のモデルで作ったモーションデータファイルを読み込んでも、
このように、各ボーンの名称の段にキーが登録され、
ほぼ同じようなモーションにする事が出来ます。
それでは以上で、”モーションデータファイルの保存と読み込み”の解説は終了となります。
お疲れ様でした!! m(^ ^)m
※ 映像を作成する際に使用しているMMDのモデルデータは、マウスコンピューターさんのゲーミングPCブランド「G-Tune」のキャラクターである「Tuneちゃん」や「Tuneちゃんの家」、「G-Tune製品などのMMDモデルデータを使用しています。