【MMDの使い方】照明操作パネル (テキストと画像での解説)
※ テキストと画像での解説内容は、動画での解説内容と同じものとなっています。
「照明操作パネル」では、
MMDに読み込んでいるモデルやステージ、
アクセサリなどに当てる照明の色や位置を調節する事が出来ます。
※ アクセサリの影が地面に表示されていない場合には、
「アクセサリ操作パネル」の「影」という項目にチェックを入れましょう。
※ モデルの地面影が表示されていない場合には、
メニューバーの「表示」項目にある「地面影表示」をクリックして、
チェックが入った状態にしましょう。
照明の色の設定
「照明操作パネル」の上の方にある3つのフェーダーでは、
照明の色を調節する事が出来ます。
フェーダーの左側に表記されている通り、
1番目のフェーダーで赤色、
2番目のフェーダーで緑色、
3番目のフェーダーで青色
の強さを調節出来ます。
フェーダーを動かすと、
右側の値が変化して、
値を大きくするほど、
その色が強くなります。
※ 3つのフェーダーを右端に移動させて最大値にすると、
地面の影が無くなったように見えますが、
影が白色になった事で、
背景の白色と混ざって見えなくなっているだけです。
3D空間の背景を黒色にすると、
地面の影が白色になっている事が確認できます。
※ また、赤色を強調して、
青と緑を弱めると、
赤い照明が当てられる事に
なるので、
地面に表示されている影だけでなく、
照明が当てられているモデルやアクセサリなどの表面全体も赤色になります。
照明の位置の設定
「照明操作パネル」の下の方にある3つのフェーダーでは、
照明の位置を調節する事が出来ます。
フェーダーの左側に表記されている通り、
1番目のフェーダーで「X」軸方向、
2番目のフェーダーで「Y」軸方向、
3番目のフェーダーで「Z」軸方向へ照明の位置を移動できます。
モデルに「セルフ影」を付けている場合には、
照明の位置を変更すると、
地面に表示されている影だけでなく、
モデルの「セルフ影」も変化します。
初期化ボタン
「照明操作パネル」の「初期化」ボタンをクリックすると、
照明の調節状態を初期状態に戻すことが出来ます。
照明の設定をキー登録する
「照明操作パネル」で調節したデータも、
ボーンなどと同じく、
キー登録しないとプロジェクト内にデータが保持されず、
キー登録をしてない状態でシークバーを移動させたり、
再生したりすると、
調節したデータが失われてしまいます。
ですので、照明を調節した後は、
「照明操作パネル」の「登録」ボタンをクリックして、
キー登録を忘れずに行いましょう。
また、照明のキーにおいても、
前後のキーのフレーム間における変化が自動的に補われるようになっていますので、
その点も考慮して、
照明の調節とキー登録を行いましょう。
地面影とセルフ影 / 地面影の明るさ設定 / 地面影の半透明化を解除
メニューバーの「表示」項目の中にある「地面影表示」のチェックを外すと、
地面の影は表示されなくなりますが、
照明が無くなった訳ではなく、
地面の影が非表示になっているだけですので、
「照明操作パネル」で照明の色などを調節すると、
モデルやアクセサリの表面の色(セルフ影)は変化します。
また、「表示」項目の中にある「地面影色設定」をクリックすると、
地面の影の明るさを調節するための「地面影色設定」画面が表示されます。
地面の影の明るさは、
デフォルトでは「1.0」となっていて、
フェーダーをドラッグして値を調節すると、
地面の影の明るさが変化します。
ただ、地面の影の明るさを調節すると、
アクセサリ自体の輝度も変化しますので、
その点も考慮して地面影の明るさを調節しましょう。
また、「表示」項目の「地面影色透明化」のチェックを外すと、
地面の影が半透明ではなくなりますが、
基本的に地面の影は半透明にしておいて良いと思います。
それでは以上で、”照明操作パネルの使い方”の解説は終了となります。
お疲れ様でした!! m(^ ^)m
※ 映像を作成する際に使用しているMMDのモデルデータは、マウスコンピューターさんのゲーミングPCブランド「G-Tune」のキャラクターである「Tuneちゃん」や「Tuneちゃんの家」、「G-Tune製品などのMMDモデルデータを使用しています。